2006年10月29日

■女装議員が使うトイレで議会紛糾

Italy parliament fights over transgender MP toilet
イタリアからのニュース。おかまの議員はどっちのトイレを使ったらいいの?とイタリア議会がもめております。ウラジミール・ラクサリアさんという議員の方が、「あなたはここは使えないわよ。このトイレは女性用なんだから」と下院議員のエリザベッタ・ガルディーニさんに咎められてもめごとになったのが事の発端。さてこのラクサリアさん、男性に生まれたもののずっと女性の格好で生きてきており、性転換手術は受けていないそうです。元ドラッグクイーン、ゲイの権利擁護を主張するこの方は40歳、一貫して「彼女」と呼ばせてきたらしい。「長い間女性用トイレを使ってきたし、今までそんなひどい言われ方で注意を受けたことはないわ」とのこと。
ガルディーニさんはフォルツァ・イタリア(がんばれイタリア党・ベルルスコーニ首相が党首)の広報官。洗面所でラクサリアさんにあってショックを受け、いやな気分になったとして、議会当局に抗議文章を送ったそうです。内容は
「彼には専用の洗面所がなければなりません」
んで、この提案が現在議会で審議されている、と。これにより議会のトイレ用コストはさらにあがり、200万ユーロを超えているといったようなことが報じられていますね。
寛容性をもとめる議長のファウストさんはため息交じり。
「こんなことが審議されなければならないのは非常に残念です。」
男性用、女性用、ゲイ用、ホモ用、女装者用、男装者用....さてさて、あといくつトイレを作らないといけないかな?それにしてもドラッグクイーンが議員をやってるとは笑えるな。...と思ったら、プロレスラーが普通に議員やってる国も結構笑えるのかも...?

<ネタ元:Reuters UK

投稿者 ono takuya : 2006年10月29日 13:12 | トラックバック
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