2006年11月07日

■時差ぼけは寿命を縮めるらしいよ

Jet-lagged mice die young, U.S. study finds
アメリカから。ヴァージニア大学のジーン・ブロック教授の最近の研究によると、時差ぼけを繰り返すと通常よりも早く死ぬらしい、ということが明らかになったとか。100匹以上のマウスを使った実験で、昼と夜の明るさを逆転させたりして時差ぼけのシミュレーションをマウスに体験させた結果なんだそうですけど。たまたま研究者の都合で6時間早く明かりをつけていた部屋のマウスは死んだのに、通常の時間で生活していたマウスは死ななかった、ということが研究の発端。そこで、年寄りと若いマウスを3つのグループに分け、通常の時間帯、通常より6時間朝を早くした時間帯、6時間朝を遅くした時間帯で8週間生活させてみたところ、年寄りのマウスに関しては、通常の時間だと87%、朝を遅くしたマウスは68%が生き残ったのに対し、朝を早くしたマウスは47%しか生き残れなかったんだそうです。
「年を重ねた動物にとって、明るさの時間帯の変化を許容することができないのかもしれません」とは研究者のコメント。「時計遺伝子」と呼ばれるメラトニンのような寝起きのサイクルに影響を与えるホルモンは、老化や免疫力に関係しているという研究もあるとか。要するに年をとったら海外旅行なんかするなと。そういうことでよろしいでしょうか
<ネタ元: Oddly Enough - Reuters UK

投稿者 ono takuya : 2006年11月07日 12:43 | トラックバック
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