2007年11月04日

■梅毒のぬいぐるみをクリスマスに販売?

Syphilis for Christmas?

 クリスマスプレゼントにかわいいぬいぐるみはいかがでしょうか。ただしぬいぐるみのモデルは細菌やウイルスですけど。
 アメリカのメーカー、ジャイアント・マイクローブスは、微生物や細菌の形状をそのまま大きくしたぬいぐるみを発売しているそうです。ものすごい数のバリエーションがあり、その中にはマラリアや狂牛病もあるとか。他にもサルモネラ菌、エボラ、にきび、狂犬病、黒死病にインフルエンザウイルス。それぞれのぬいぐるみには小冊子が付いており、その微生物のリアルな顕微鏡写真や詳しい情報が掲載されているそうです。
 もともとは子供たちがこうした生物に対して学ぶことができるようにということで商品を企画したのですが、意外と面白プレゼントを探している大人に受けてしまった様子。例えばエボラの宣伝文句はこう。:「エボラは1976年のその発見以来、微生物界のティラノサウルスになりました。愛を。」
 藻のぬいぐるみにはこんな説明が。:「プールが好き?こいつらはいつでも出てくる準備ができています。あなたが一緒に泳いでいる仲間について学んでください。」
 ということで、以下にかわいらしい彼らとモデルの微生物の写真を並べてみました。よくできているよ。

  
まずは有名な風邪菌。風邪引きの友人にあげてみたい。いがいとかわいい?

  
エボラ菌。発病は突発的で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などから、嘔吐、下痢、腹痛などを呈する。 進行すると口腔、歯肉、結膜、鼻腔、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、下血がみられ、死亡する。 死亡率は50〜90%と非常に高い(Wikipedia)

  
水虫菌です。本当に水虫の人にあげたらきっと喜ばれることでしょう。怒られても知りませんけどね

  
サルモネラ菌。典型的な感染型食中毒であり、その主な症状は、嘔吐、水様性下痢などの消化器症状、発熱(高熱)などで、抵抗力のない者は菌血症を起こし重症化することがある(Wikipedia)
飲食店にはちょっと飾ってほしくない一品。

  
クラミジア。性交・オーラルセックス・キスなどにより粘膜に感染する。感染部位は咽頭、尿道(男性のみ)、膣内(女性のみ)。相手が咽頭感染している場合通常の口づけでは感染する可能性は低いが、ディープキスの場合は感染率が高くなる(Wikipedia)とのこと。やりまくりの友人にお灸をすえるときなどにどうぞ。

  
日本でも問題になった狂牛病。血走った攻撃的な目が印象的。牛の模様がかえってまがまがしさを増加させているような...

  
恐怖のアンパンマン...ではありません。赤血球です。他の菌なんかよりはぜんぜん無害なはずなのに、今までで一番恐いですな。

みなさんもこじゃれたクリスマスプレゼントにどうでしょうか。部屋が汚い彼氏にはシラミやノミもありますので、是非ご一考を。
参考:Giant MicrobesHP
<ネタ元:ANANOVA

投稿者 ono takuya : 2007年11月04日 13:50 | トラックバック