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100歳まで生きると公言した女性、100歳と10分で亡くなる

By ono   2012年8月5日



■私は100まで生きるから
 大往生、かつ有言実行ですね。というわけでイギリスはスコットランドからのニュース。タイトルの通りなのですが、100歳まで生きると公言していた女性が、100歳の誕生日を迎えた10分後に亡くなるという出来事がありました。
 この女性はアグネス・マリソン・マクノートンさん、1912年生まれ。グラスゴー郊外の療養所で暮らしていました。亡くなったのは先週の水曜日の深夜、彼女が100回目の誕生日を迎えた直後でした。この日は彼女の誕生日に合わせ、療養所でもお祝いのイベントを企画していたそうです。彼女の甥(65)はこうコメントしています。
 「あの人は、90歳の誕生日のときから、100まで生きると語っていましたよ。すごい人でした。80代までテニスをしていたし、95歳まで自分で車を運転していましたからね。さすがに危ないのでやめるように私は言ったんです。」
 アグネスさんは愛称が”ネッシー”。せっかくだからネッシーの若い頃の写真を。

 ネッシーが1941年に結婚した頃の写真。お相手はヒューさんです。ヒュー氏はロータリー・クラブや商工会議所、治安判事などを務めた活発な男性でしたが、32年前に亡くなりました。ネッシーは小さいときからピアノが得意で、ピアノの先生をする傍らロイヤル音楽アカデミーの資格も取得していました。療養所でも積極的に他のお年寄りを見て回り、ピアノを演奏するなどして周囲を楽しませていたそうです。

 生きる目標みたいなものが達成された瞬間に、自分の中で何かが事切れたのでしょうか。それとも、100歳までは死ぬわけに行かない、その一心が生きる支えになっていたのでしょうか。ただ長生きすれば良いというものではないけれど、甥の言葉だと余生を穏やかに過ごせたみたいですし、幸せな人生だったんじゃないかなー。お疲れさまでした。

<ネタ元:dailymail.co.uk


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