Archive for 1月, 2015

1月

30

【驚愕】全然出席して来ない委員、実は2年以上前に死んでいたことが判明

By ono


20150129
■実は死んでてみんなびっくり
 しかもずっと再任され続けてたって言うのがすごいです。アメリカはペンシルバニア州からのニュース。
 このことが発覚したのはペンシルバニア州のファイエット郡。人口13万人の郡です。この自治体の産業委員会という組織で委員に任命されていた男性がまったく会議に出て来ないにも関わらずずっと再任されていたのですが、最近になって男性が何年も前に亡くなっていたことが判明したそうです。

■確認はしてるはずだけど・・・
 この男性はラリー・マークウッドさん。彼は2012年の8月に亡くなっていました。郡当局は、担当係が再任の手続きをする際に確認をとれなかったようだ、とコメントしています。
 郡のコミッショナーの方では再任の際に委員から個別に続けるか辞めるかの判断を手紙でもらっていると言っており、何らかの手違いでラリーさんの確認をスルーしてしまったというのですね。ちなみにこの委員会は定期的に開催されているというのですが、もちろん、ラリーさんが出席することはありませんでした。
 メディアのインタビューに対し郡当局では、この再任の手続きについて、よりスマートな方法を将来的に考えていきたいとコメントしています。

 うーん、よほど活動していない委員会なんだろうねえ・・・。再任についても特に申し出がなければそのまま続けちゃうっていう感じなんだろうな。たいして話し合うこともないのだけど制度上なくちゃいけないみたいな、そんなもやもやする状況があるんじゃないかなー。どうだろ?

<ネタ元:Larry Markword Reappointed To County Board Despite Dying In 2012

1月

28

スピード違反でプロポーズ!オービスの写真を使った斬新なプロポーズが話題に

By ono


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■スピード違反の意図
 愛はスピードに乗って。というわけでドイツからのニュースです。スピード違反車の取り締まりに使われるオービスの監視カメラを使ってプロポーズした男性が話題になっています。
 問題の男性は写真↑の方、クリスティアン・ブライアさんです。彼は現在交際している女性であるアンニャさんにプロポーズをするためにどんな方法がいいのか、最近ずっと悩んでいました。ある日、何かを思いついたブライアさんは、深夜に自宅があるライプチヒの郊外へと車で出かけます。そして、警察がスピード違反車を取り締まるオービスが設置してある交差点へ近づくと、わざとスピードを上げて通過したのです。パシャリ!ブライアさんのスピードに反応したカメラは自動的にフラッシュを焚き、運転席を撮影したのでした。

■幸せの(?)通知
 後日、彼の自宅へ先日彼が行ったスピード違反についての通知が届きました。ブライアさんは自宅へ来ていたアンニャさんに封筒を持ってくるよう頼みます。彼女が持ってきた封筒を開けてみると、中には警察の通知書と一緒にこんな写真が入っていたのです。
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 彼が手に持っている紙に書かれているのは“Willst du mich heiraten?”、「結婚してくれませんか」の意味です。ドイツではオービスに違反者が引っかかった場合、運転者を証明する意味も含めて写真を送付しているのですが、今回はこれを利用した訳ですね。

■もちろん答えは・・・
 オービスの前を制限速度ギリギリオーバーで走るのが難しかった、とブライアさんはメディアの取材にコメントしています。今回は制限速度10キロ以内のオーバーだったので罰金は15ユーロ(約2千円)で済みましたが、これが25キロオーバーだと罰金は80ユーロ(約1万円)と5倍になってしまいます。
 そんなびっくりプロポーズを受けたアンニャさんはこうコメント。
「結婚については以前から話していたの。でも彼にはクールなプロポーズを考えておいてね、とは言ってあったんです(笑)。はい、もちろん返事はイエスです。」
 面白いなー。「結婚して」の横幕を持ってスピード違反ね・・・。オービスをこんなことに使って、と警察の人は怒っていないのかなと思いきや、この写真を見た担当者は怒るどころか逆に協力することに決めたそうで、わざわざ写真をA4サイズに引き延ばして送ってくれたそうです。さすが、わかってるね!

<ネタ元:German man uses speed camera for marriage proposal

1月

26

【大騒ぎ】看板の上に自殺志願者が!→マネキンでした

By ono


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■あそこに誰かいる!
 うーん人騒がせ。というわけでアメリカはアイオワ州からのニュースです。大きな屋外看板の上に座って自殺しようとしている人間がいると大騒ぎになったのですが、実はただのマネキンだったという事件がありました。
 事件が起きたのは先週の月曜日、早朝。場所はアイオワ州のデモイン、ハイウェイ61沿いでのことでした。ビルボード看板の上に誰かいる、自殺するに違いないから助けにいってくれと目撃者から警察に通報があったのです。警察が対応を終えるまでに様々な人から同様の電話がかかりっぱなしになり、その回数は有に10件以上はあったといいます。
 担当の保安官、マイク・ジョストン氏はこうコメントしています。
「朝早くて暗かったせいもあると思うんですけどね。あいつは誰なんだって、いろんな人がいろんな想像をしていましたよ。そして、誰の呼びかけにも応じないってことにみんな気が付いたみたいです。」

■双眼鏡で見てみたら
 結局、誰かが双眼鏡を持ち出してきてよく見てみたところ、どうやらマネキンらしいということに気が付いたのでした。なんなんだよもう!
 ちなみに、問題の看板に書かれていたのは次のような一文。

”From Up Here, I can see Deery Brothers in West Burlington from here.”
ここからなら、バーリントンにある「ディーリー」が見えるぞ。

 何のことはない、マネキンも看板の一部だったのですね。ちなみにディーリーは近くにある車のディーラー会社の名前です。このことを警察が看板の設置者であるブラッド・ディーリー氏に連絡したところ、彼はできるだけ早くマネキンを取り外すとコメントしました。
「保安官はあれを降ろせとは言いませんでしたよ。でも、警察に何件も電話がかかってきたことを聞かされたらね。我々は車を売るためにやっているのであって、人に迷惑をかけたくはないんですよ。」
 とのことです。看板としては奇抜で面白いアイデアだったんですけど、これだけ皆が勘違いしちゃうんじゃちょっと仕方がないか。これがサンタの格好してたら誰も自殺しそうなんて思わないんだろうけどなー・・・。

<ネタ元:Possible Suicidal Jumper Turns Out To Just Be Mannequin

1月

24

大家「小便は座ってしろ!床が汚れるだろ!」男「冗談じゃないよ!」→訴訟

By ono


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■大理石の床が汚された?
 さて、勝つのはどっちだ?というわけでドイツからのニュース。居住者の男性がトイレで立って小便をしていたせいで床が汚されたと大家さんが男性を訴えるという出来事がありました。
 さて、この件は先日ドイツのデュッセルドルフにおいて裁判で争われました。建物の大家さんの主張はこうです。

居住者の男性がトイレで立って小便をしたせいで大理石の床が汚れた、だから入居時に預かった敷金から1900ユーロを修理に使わせてもらう。それから、床が汚れるので立って小便することを禁止する。

 居住者の男性はこれに猛反発。敷金を使うのも拒否するし、座って小便をするのも認めない、と言うのです。結局この建物に調査が入り、床の汚れが彼の小便(の跳ねたやつ)のせいなのかということが調べられました。

■立って小便は至って普通
 ・・・そして、結果。ステファン・ハンク判事は以下のような判決を下しました。

「男性は敷金が修理に使われるのを拒否して良い。また、立って小便することも認める。」

 というわけで、男性側の完全勝利。以下、説明が加えられました。
「昨今、男性は一家の主ではなく”家畜化”してきているが、立って小便をしている男性はまだ多く、一般的な行為と考えられる。建物の大家は、小便のしずくが跳ねることを事前に予想できたし、入居時にそのことをきちんと警告すべきだった。」
 そんなわけで、男性は立って小便をしても全く問題なし!という判決で終わった訳です。それにしても判事が「男が家畜化してきている」って断言しちゃうのも何だかすごいですねえ。ただ、この「小便は座ってしろ」問題、ドイツでは結構まじめに論議されておりまして、トイレなどに「立って小便するの禁止サイン」が貼ってあったりするそうです。また、一方で座って小便をする男性のことをドイツのスラングでは「Sitzpinkler(座り小便野郎)」と呼び、非常に人を侮蔑する言葉にもなっているのです。
 これ、日本だとどうなんでしょうね。発言小町なんかだとこんな相談を見かけますけど。

男性のトイレのしかた。座ってしてほしい
「洋式のトイレで立ってされると飛び散るので、うちでは出来るだけ毎回でなくていいので座ってしてくれるようお願いしましたが全く聞き入れてもらえません。」
お客さんにトイレの仕方注意できますか?
「心情的には座ってして頂きたいです。実際に注意するのはハードル高いですよね?」

 見てて面白いのは、「無理です。男として無理。」だとか、「イヤです。お断りします。男の沽券に関わります。」といった男性の書き込みがちらほら出てくるところ。やっぱ男の人は座ってするの嫌なのかなあ・・・しかしそこまでステイタスなのか?立って小便て。皆さんはいかがかしら?

<ネタ元:Judge: Landlords can’t stop men standing to pee

1月

22

夫の遺言で、生涯をクルージングで生きることに決めたおばあちゃん

By ono


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■これからずっと船の上
 もう2度と丘では暮らさないのかしら。というわけで、アメリカからのニュース。夫の遺言を受け、全てを売り払いクルージングだけで暮らすことにした女性がいるそうです。
 この女性はリー・ウォッチステッターさん(86)。彼女の夫が7年前に亡くなる際、「決してクルージングを止めないように」と言い残したことを受け、一生クルージングして暮らすことに決めたのです。彼女は周遊船に乗り続けるため、年間10万8千ポンド(約2千万円!)の費用がかかっているそうです。7年前、フロリダのフォートローダーデールにある豪華な自宅と土地を売り払い、持てるもののほとんどを捨て、陸上での生活に別れを告げたのです。彼女は現在クリスタル・セレニティという船に乗っているのですが、655人いるというどの乗組員よりもこの船に長く乗っていると言います。
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 ダンスを楽しむリーさん

■100か国以上を来訪
 もともと、彼女をクルージングの旅に誘ったのは銀行マンをしていた彼女の夫メイヤーさんでした。2人は50年の結婚生活の間に80回以上ものクルージングを経験しており、100以上の国を訪れているそうです。
 そんな中、リーさんはアジア諸国がとても魅力的だという感想を述べています。それは自分の故郷であるアメリカと国柄が全く異なっているからだ、とのこと。
「夫が97年にガンで亡くなった日の前日、彼は私に”決してクルージングは止めるな”って言ったんです。それがきっかけで、ずっと船に乗り続ける暮らしを選んだの。ストレスもないし、おとぎ話みたいな人生だと思ってるわ。」
 イスタンブールのグランド・バザーに行ってみたいと楽しそうに語るリーさんですが、客室の広さには限りがあるため、ものを買わないように自分を制止するのが難しいんだとか。他にも船上での暮らしは運動不足になるので、食後に2,3時間ダンスする習慣をここ数年続けています。それでも25ポンド(11キロ)太ってしまいました。
 もう2度と陸上生活に戻る気はないという彼女はネットを通じて3人の息子と7人の孫と連絡を取り合っています。そんな彼女のことを、船のディレクターを務める ヒューバート氏はこうコメントしています。
「彼女はこの船でとてもユニークな存在なんです。」

 家族だったり仕事だったり、人は自分の住む土地にそれなりに縛られて暮らしているものだと思うのですけど、お金に困らないからと言ってそうしたものを全て捨て去って生きるというのはなかなかできることではないですよね。そう言う意味でもちょっぴりうらやましい人生だなあと思うのでした。

<ネタ元:Widow, 86, lives on CRUISE ship for £108,000 a year after late husband said ‘never stop cruising’


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