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ヘリに生身の人間をテープで貼り付けて飛ばしたパイロット、免許停止にされる

By ono   2021年6月7日


ウッキウキのナミトフさん

ダクトテープへの信頼感が厚すぎる

 というわけでやんちゃなロシア人のニュース。ヘリコプターにガムテープで人間をくくりつけて飛ばしちゃった人が現地の調査委員会の取り調べを受けているそうです。

みんなとっても笑顔

 今回の無謀なスタント(?)を企画したのはSNSで2000万人のフォロワーを誇るという有名人、ミハイル・リトビンさん21歳。彼はヘリコプターの下部に友人のナミトフさん(25)をダクトテープ(ガムテープみたいなやつです。海外だとものすごく一般的な補修道具)を使いグルグルと縛り付け、そのまま空へとヘリを飛ばしてしまいました。その時の映像がこちら。

下向きに貼り付けられているのがナミトフさん

「いけ兄弟!俺たちは今を生きてる!この瞬間、忘れんなよ!」と叫んでいるそうです。青春だなあ。

目下当局が絶賛調査中

 主犯は間違いなく企画をしたリトビンさんなんだけど、やっぱり責任を問われるのはパイロットの方。というわけで、このビデオが公開された後、パイロットを務めたアレクサンダー・ナザロフさんは速攻で当局に目をつけられ、目下のところ調査中。元軍人というナザロフさんは当然ですが現在操縦免許を停止されているとのことです。あーあ。

ほんとはちゃんと対策してるんです!

 ちなみに今回のフライトが行われたのはモスクワ州のミャチコヴォ飛行場。ロシア当局はコメントを発表し、「彼は安全要件を満たさずに飛行し、ナミトフを生命の危険に晒しました。」と述べています。
 ただし、実際に飛ばされたナミトフさんは「ダクトテープで見えていませんけど、ちゃんと安全器具をつけているんですよ!」と反論。たぶんこれのことですよね。

 確かに何やら白い安全ベルトみたいなのがお腹の方まで回ってますけど・・・これだけ・・・?
 なんにせよ、彼の必死なフライトにより、人間一人くらいならガムテープで底に貼り付けたら運べるということがわかりましたね。どうしても定員オーバーな場合の解決策として覚えておくといいかもしれません。あと、ミャチコヴォ飛行場ってすごい言いづらいです。

関連:【うまい肉が食べたい】沿岸警備隊「俺ちょっとヘリで肉買ってくるわ」→停職
とても品質が良いことで世界的に有名な肉だそうですが、その説明がなんの罪滅ぼしにもならないっていう。

<ネタ元:Pilot suspended after man duct-taped to helicopter and flown over field


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