2006年12月19日

■ジャンヌ・ダルクの骨、実は猫の骨だった

'Joan of Arc' may be cat
フランスの英雄・ジャンヌ・ダルクの遺灰と思われていたものが、鑑定の結果実はどこのものともわからないネコの灰であることがわかり、動揺が広がっているようです。フランスからのニュース。ジャンヌ・ダルクは神の啓示を受けオルレアン開放の先導となり、シャルル7世の戴冠を実現させた、15世紀のフランス人女性です。後に反対派に疎まれ異端者として火あぶりの刑にされたらしいのですが、この時の灰が1867年に西フランスのチノンで発見され、博物館に保管されていたそうです。最近になってこの灰を炭素年代測定法で検査したところ、ネコの大腿骨と助骨であることが明らかになってしまったとか。
人類学者のフィリップ・シャリエ氏は、「これがフランスのヒロインのものであるという可能性は少なくなりました。」と語っているようです。フランスのカトリック教会スポークスマンは、「ジャンヌダルクの遺灰が他のものに混じったということは大いにありえます」とあくまで自説は変えない構え。まあね、聖遺物なんてものでちゃんと証明されているのはほとんどないってのが定説みたいだし...あーあ、また夢を壊しちゃって...
参考:ジャンヌ・ダルク

<ネタ元:ANANOVA

投稿者 ono takuya : 2006年12月19日 17:01 | トラックバック