2007年05月08日

■余命を宣告されて貯金を使い切った男性、実は誤診だった

Misdiagnosed man seeks compensation
 イギリスからのニュースです。ガンで余命数ヶ月と診断された男性が、残りの人生を楽しもうと貯金を全ておろし、お金を使い切った後で実は診断が間違っていて死ぬことは無いと言われてしまい、現在医者を相手取って補償を求めているそうです。なんてこったい。
 この方はジョン・ブランドリックさん62歳。末期のすい臓ガンで余命は数ヶ月と診断され彼は、残された時間をスタイリッシュに過ごそうと、仕事を辞め、ホテルやレストランでの食事に貯金を使い始めたそうです。しかし一年後、南西イングランドの王立コーンウォール病院の医者は、診断を修正してしまったのです。「ブランドリックさんの病名はすい炎で、死ぬことは無いだろう」と。ブランドリックさん曰く、
 「私の人生はひっくり返ってしまいました。私には限られた時間しか残されていないといわれ、服も車も、全て売り払ってしまったのです。」
 彼はこの問題を法廷に持ち込みたくは無い、とした上で、「彼らが間違った診断をしてしまったのなら、私にいくらか返してほしいのです」と言っています。しかし病院側のコメントは「その点に関しては、はっきり”過失である”という証拠は無い」と発表。「彼の置かれた立場には同情しますが、間違った診断がなされたのかどうかということはわかりません」とコメント。要するに前は本当にガンだったけど現在はすい炎に変わったかもしれないじゃないか、ということなのかなあ。それにしてもお金を使い果たした後で「やっぱり死にません」て...
 このお話を元に映画の企画を作って売り込みにいくしかないな。貯金を下ろして旅に出たことにして、いく先々のエピソードをでっちあげ演出して、帰ってきたら誤診と言われ、一文無しからまた頑張っていく、みたいな。そんな映画なら観にいきたいと思う管理人でした
<ネタ元:Oddnews-AP

投稿者 ono takuya : 2007年05月08日 12:57 | トラックバック