2007年07月05日

■恐竜の骨をダシにしていた村

Chinese villagers eat dinosaur bones

 発掘された恐竜の骨を、「竜の足だ」と信じて、ダシをとってスープにしていた村が発見されました。やっぱり中国からのニュースです。場所は中国中部、河南省のとある村。中国科学アカデミーの古生物・古代人類学会のドン教授の報告によると、ドンさんが恐竜の研究をしていると聞いて村民は200キロにもなる化石を提供してくれ、この話が明るみになったということです。それまで、村では恐竜の化石を「竜の骨」として、1キロあたり50セント(約60円)で販売していたそうです。村ではこの骨をお湯で煮出し、めまいや足の痛みの薬として子どもなどに飲ませていたようです。聞いた話では少なくとも20年近く前から続けられている治療法だとか。
 ドン教授は河南の汝陽郡で最近体長60フィートの草食恐竜を発掘した一連の科学者の一人。これらの恐竜は8500万〜1億年前生きていたと考えられています。地元の当局は火曜日に記者会見を開いたそうで、このあたりが化石の一大発掘地になるかもしれませんね。
 しかし恐竜の骨のスープって...わかってしまった今となっては研究材料を食べるなんて恐ろしいことはできないわけで、ある意味世界一貴重な珍味だったかもしんない
※"Institute of Vertebrate Paleontology and Paleoanthropology of the Chinese Academy of Sciences"は正しい訳がわからず、何となく訳しています。違ってたらすみません...
<ネタ元:Oddnews-AP

投稿者 ono takuya : 2007年07月05日 13:46 | トラックバック