2007年09月28日

■原因不明の謎の頭痛、実は飲み過ぎだった

Sixty pint beer binge leads to four-week hangover
 イギリスはスコットランドからのニュース。4週間も止まらない視界の揺れと頭痛を訴えて病院に来た患者を診断したところ原因不明、実はあまりの飲み過ぎが原因だったとわかったそうです。
 南部総合病院の医者であるジア氏の報告によると、名前の明らかになっていないこの男性が診察を受けたとき、原因は全くの不明。過去の医療記録では頭部の怪我も意識の傷害も記録されていないし、薬を飲んでもいなかったそうです。体温も血圧もいたって普通。神経病の診察を受けるも「否」。
 詳しく話を聞いてみると、彼が4日間にわたって60パイント(約35リットル)ものビールを飲んでいたことが判明、このせいで二日酔いによる激しい脱水症状が引き起こされ、血液中の水分が枯渇。これが脳静脈洞血栓症(CVST)という、非常に珍しい病気になってしまったのだとか。つーか35リットルと言ったら...普通の350ml缶で100本分!
 このCVSTという病気、意識障害や視力喪失、神経へのダメージなどを与える病気で、イギリスでは毎年100万人につき3人から4人(主に子供)がかかるらしく、その原因はよくわかっていないようです。いや、今回はよくわかっていますねー.........飲み過ぎだ!
 ちなみに彼の視力を元に戻すには6ヶ月以上血液を薄めるという処置を続けなければならないそうです。もちろん頭痛を治すのにも同じだけの期間が必要ということで...あきれる程の飲み過ぎの代償は大きかったということか。飲み過ぎ注意ですよ
<ネタ元:Offbeat-AFP

投稿者 ono takuya : 2007年09月28日 20:36 | トラックバック