2007年09月30日

■CTスキャナーに取り残された女性

Woman left in CT scanner for hours
 アメリカはアリゾナ州、トゥーソンからのニュース。ガンの診察に来た67歳の女性が技術者に忘れられ、CTスキャンの機械の中に置き去りにされるという事件がありました。
 この女性はエルバイラ・テレズさん。骨ガンと診断された彼女は、ガンが体内に広がっているかどうか調べるために病院に来ました。時刻は午後4時。担当の技術者は、CTスキャンの大きな機械の中に彼女を寝かせると、リラックスできるよう明かりを消し、25分かかる手順の間動かないようにと言ったのでした。あまりに時間が過ぎても何も起こらないためにパニックになったエルバイラさんは、大声を出した後、助けを呼んだそうです。自力で機械で出てくるのに、数時間はかかったとのこと。出てきてみると病院はすでに誰も折らず、閉じ込められた彼女は電話で息子を呼び、911に助けてもらうよう要請。警察はその後病院の鍵を開けて彼女を救出。彼女が解放されたのは、機械の中に入ってから5時間後だったそうです。いやーとんだ災難ですね。彼女はとりあえず大事をとって別な病院に運ばれました。
 病院側ではこれを反省し、施設内に誰も取り残されることのないよう手順を再設定。書面によるチェックリストを作成したそうです。エルバイラさんは事故以来睡眠障害におちいっているとして病院側に正式な謝罪を申し入れているとのこと。しかし、この病院に勤めているという医者のコメントによると、こうした事例ははじめてではないそうで、
 「人が施設内に何時間も置き去りにされるのはこんなときさ。きっと彼女は診察台の上に横たわって、ずっとずっと待っていた。けど、誰も彼女に帰っていいですよって言わなかったんだね。」悪びれない感じが素敵です。
 この際朝まで寝てれば良かったじゃん、セキュリティもばっちりなんだしとかそういう罰当たりなことは言っちゃだめですかそうですか
<ネタ元:Oddnews-AP

投稿者 ono takuya : 2007年09月30日 13:38 | トラックバック