2007年10月26日

■死んだおじいちゃんを掘り返す理由がSIMカード

Hitch hits mobile phone funeral
 モンテネグロからのニュース。モンテネグロ中部の町で、とあるおじいちゃんが亡くなってお葬式を執り行い、棺に入れて埋葬したのですが、「棺に一緒に入れた携帯電話にSIMカードを入れ忘れた」という理由でこの棺を再び掘り起こさなければならなくなった、という事件がありました。なくなったおじいちゃんはアルソさん67歳。晩年は愛用の携帯で毎日友人と話していたというアルソさんは自分が死んだら棺にその携帯電話を入れてほしいと息子に頼んでいたそうです。息子のブラノさん(38)曰く、
 「彼が望んだので、私たちは携帯電話を棺に入れました。しかし、私の10歳の息子がそれで遊んでいて、知らない間にSIMカードを抜いてしまっていたのです。」ちなみにSIMカードとは携帯電話を使えるようにするために必要な、個別の登録番号が記録されているICカードのことですね。
 「それで、我々はそれを携帯に入れるために、再び彼を掘り起こさなければなりません。」
 ヨーロッパなどの火葬しないでそのまま埋葬する風習の地域では、最近棺に携帯電話を入れる人が増えているという話をどこかで聞きましたな。たぶん仮死状態で埋められて後で蘇生でもしたときのために入れてあげるということなのでしょうが、「...ん?何で俺は棺おけに入っているんだ?間違って埋葬されてしまったみたいだな。おお、よしよし、携帯を入れておいてくれるとは気がきいている。どれどれ...ってSIMカード入ってねえええええええぇぇぇぇ」みたいのはごめんです
参考:ところでモンテネグロってどこ
<ネタ元:ANANOVA

投稿者 ono takuya : 2007年10月26日 09:53 | トラックバック