2007年12月24日

■医学における7つの「そんなの迷信です」発表

Revealed: The seven great "medical myths"
 イギリスからのニュース。一般的に信じられている「医学的な神話」の7つが「それは科学的根拠のない迷信です」と発表されたそうです。これは先週の金曜日イギリスで発表された「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」においてクリスマス向けの話題として提示されたもので、その内容は以下の通り。日本でも言われているものもあるみたいですね。発表したのはアメリカのリサーチャーです。
例えば、よく言われる「一日8杯の水を飲むと良い」というアドバイスに関しての科学的な根拠はないそうです。
他の6つの「医学的な神話」は”続きを読む”で。

2:暗いところで字を読むと視力が悪くなる
大多数の目の専門家は暗いところで読んだからといって別に視力を損なうことはないと言っています。ただし、暗いところではまばたきが増え、焦点を合わせるのに苦労するという眼の疲労はあります。

3:ひげをそるとそった後が濃くなる
髭剃りはその薄さや生えてくる割合になんの影響も及ぼさないという調査があります。

4:七面鳥を食べると眠くなる
七面鳥には確かに睡眠を誘発するトリプトファンと呼ばれるアミノ酸を含んでいます。しかし、七面鳥はそのアミノ酸を鶏肉や牛肉ほどには含んでいません。たぶんに多くのものを食べるクリスマス自体が眠くなることの本当の原因なのでしょう。

5:人間は脳のわずか10%しか使用していない
この神話は1907年という早い時代に生まれました。しかし、研究では脳にはまったく静かであったり、もしくは完全に活動していない部分というのは見つかりません。

6:髪の毛と爪は死んだ後も伸び続ける
この考えは猟奇趣味的な小説からきているようです。研究者によると、死後皮膚は乾燥して縮むために、その分髪や爪が延びているように見えるのではないかとのことです。

7:携帯電話は病院では危険である
広く知れ渡ってしまった概念であるにもかかわらず、調査では医療機器に対して携帯電話はほんのわずかしか干渉しないことが明らかになりました。

以上。調査はリージェンストリーフ研究所の小児科の助教授であるアーロン・キャロル氏らによって行われたそうです。日本でも「暗いところで字を読むと...」や「人間は脳の10%しか...」、「携帯電話は病院で危険」などはよく言われるところですね。個人的には「エッチな人ほどはげやすい」という神話(か?)をぜひ調べていただきたいところです
<ネタ元:Reuters

投稿者 ono takuya : 2007年12月24日 15:13 | トラックバック