2007年12月27日

■NYのゴミをアート作品として販売する男

Giving The Gift Of Garbage: NYC Trash Art

 アートってよくわからない、アメリカはニューヨークからのニュース。ジャスティン・ジグナックさんという方が、彼が住むグリニッジ・ビレッジ・アパート周辺でゴミを拾い、プレキシガラスの小さな箱にパッケージングして50ドルから100ドルの値段で”アート”として売っているのです。しかも結構売れているとか!ジャスティンさん曰く、
 「全てのゴミは、誰かの人生の一瞬のかけらであり、我々が住んでいる街の姿を映してるんだよ。」
 25歳の元マーケッタージャスティンさん曰く、ゴミは自分で集めているのだけど、湿っているものは選ばず、乾燥していて臭いのしないものだけを詰めているそうです。ソース記事の取材で彼は試しに一つ、ニューヨーク市の姿を映すようなアイテムを作ってくれたのですが、その際に入っていたのは
・レッドブルの缶
・駐車違反の切符
・タバコ
・名刺
これで50ドル。
 「それぞれのゴミは、その日の我々の暮らしの中で一つの役割を果たしたんだ。」とジャスティンさんは強調。このアイデアを思いついたのは7年前、美術学校の生徒だったときなんだって。現在、彼はウェブサイトでこの「ニューヨークシティ・ガーベージ」をすでに千個は売ったという話です。アートってすごいですね。さて、ジャスティンさんは事業の拡大をもくろんでいるそうです。まず始めに、ダブリンでのパレードのゴミをパッケージングして商品化する計画があり、彼は彼女と一緒にアイルランドへ行ったそうですよ。たしかに、世界中のゴミを集めて回ったら、きっと面白いような気はするんだよねえ。なんていうか、値段をつけたもん勝ちっていう気はしなくもないですが。「トマソン芸術」にも通じるものがあるようなないような...
 気になる方は以下のリンクからチェックしてみてください。
参考:nycgarbage.com
<ネタ元:wcbstv.com

投稿者 ono takuya : 2007年12月27日 11:48 | トラックバック