2008年01月06日

■中国おとり捜査官、15歳の学生のふりをして潜入捜査

Cop poses as schoolboy to crack gang

 これはとても難しいに違いない中国からのニュース。ティーンエイジャーにはびこる犯罪組織を検挙するために、中国の秘密警察が15歳の学生のふりをして学校でおとり捜査を敢行、4ヶ月の間潜入活動に成功しまんまとギャング団一味を逮捕できたそうです。中国ではトライアド・ギャングと呼ばれる犯罪組織が学校内にも暗躍しており、容疑者の証言によると、ギャングの手先となった学生がドラッグを売ったり他の学生に暴行を加えたりしていたそうです。一連の捜査により組織の首謀者を含めた関係者117人の逮捕につながったとか。お手柄ですね。
 おとり捜査のきっかけなどは”続きを読む”からどうぞ。


 アイデアとしてはとても面白いと思うけど、実際高校生に混じるのってどうなのよ...?と思ったら、この捜査の戦術は1991年の映画、「ファイト・バック・トゥ・スクール」にヒントを得たものなんだって。主演はチャウ・シンチー。「少林サッカー」でおなじみのあの人ですね。で、この映画のストーリーというのは...

 ”シャウ・シンチー主演のアクションコメディ第1弾。特殊部隊“飛虎隊”の指揮官である星星は、銃の盗難事件を解決するため、男子校への潜入を命じられ、転校生として囮捜査を開始...”

だって。コメディ映画かよ!しかもこの映画のレビューとか見てたら「かなりギャグな設定ではありますが...」「完璧に違和感あるシンチーの学生服姿のおもしろさ」ってどう見てもギャグだろよ!
 ま、まじめにやっちゃうあたりはさすが中国。でも成功して検挙までいっちゃってるんだからたいしたもんです。中国秘密警察のポテンシャルを感じさせる素敵なニュースでしたね
 
<ネタ元:Metro.co.uk

投稿者 ono takuya : 2008年01月06日 12:49 | トラックバック