2008年01月09日

■火葬の熱でチャペルを温める計画

Cremations to warm mourners

 それも一種のエコかもしれない、イギリスはマンチェスターからのニュース。故人を火葬する際に、その熱を利用してチャペルに来ている会葬者を暖めてあげようという計画が進行しているそうです。先日テームサイド市の議会が発表したのですが、この地方の会葬者が火葬場が寒いと不満を言ったのが議論の発端だとか。担当者曰く、火葬の際に発生する熱はボイラーを動かし、チャペル内を照らすのに十分なエネルギーであるとのこと。ただし、故人をある意味「燃料」にしてしまうことに関しては微妙な問題であることを考え、議会では聖職者やコミュニティ全体に広く意見を聞くと約束しているそうです。
 テームサイド議会の環境チーフであるロビン・モンク氏曰く、「私は人々がどのように反応するかについてはよくわかりません。人々を動揺させたくはないので、聖職者や教区の牧師、市民に対してきちんと相談します。」とのこと。
 歴史がある教会の牧師であるバーノン・マーシャル師のコメントは、「最後の寛大な行いとして、死者が生きるものに快適さを与えるというのは美しい方法です。」
 どうやらあまり反発はなさそうですね。火葬中心の日本でもこのアイデアはありだと思うんですけど。どうかな?
<ネタ元:ANANOVA

投稿者 ono takuya : 2008年01月09日 16:02 | トラックバック