By ono
■公共の場所でおならを禁止
いや、わからないでもありませんが。アフリカはマラウイ共和国からのニュース。現在この国の政府が「空気を汚染する人を罰する」法案の成立を進めているそうです。目的は「信頼でき、きちんとした人間を形成するため」。この法案が可決されれば、将来的にはおならをした人が罪に問われるという「屁を禁止する国」第一号になれそうです。
もちろん一般市民からは非難の声も多く上がっています。一般的なものは「犯人の確定が難しい」というもので、罪を逃れようと他人のせいにする人が出るのではないかという心配ですね。
■人ごみの中ではどうすんだ
ウェブサイトAfricanews.comに寄せられている意見をいくつか紹介しましょう。
「なんてこと。人がたくさん集まる公的な場所ではどうなるの?おならをした人の特定が難しい会議などではどうするっていうんでしょう。子供達は自分たちのおならを否定して大人を指差すでしょう。これはとてもきまりが悪いです。」
他にはこんな意見も。
「私たちにはもっと影響の大きい深刻な問題があります。拡大する中国の投資問題よりもこんな罰則を優先しなければならない理由がわかりません。」
この「空気を汚染する人を罰する」法はまもなく国の議会で準備されており、地域の行政システムで実施が可能になるそうです。
非難の声にもある通り、おならをした人を罰するにも犯人を特定するのが難しいんじゃないのかっていうのは誰しもが思う所。その辺の基準をどうやって解決するのかが今後の課題…とかいう前にどうにかなんないのこのへんてこ法案?通ったら通ったで面白いとは思うんだけどね。へんてこ法律で有名なトルクメニスタンのニヤゾフ大統領なき今、跡を継ぐのはマラウイ共和国しかありません
関連:珍法律で有名なあの国の王様が亡くなった件
<ネタ元:dailytelegraph.com.au>
By ono
はい、そんなわけで遅くなりましたがダーウィン賞2010後半は6位から10位の方をご紹介します。では、さっそく。
6位 オープンカーで走行中に運転を交代しようとした女性、立ち上がったところよろけて転倒、車がガードレールに激突して死亡
いや、確かに映画なんかだとよくやってるけどね。後ろから追っ手が来たので運転を代わらせて自分は銃で応戦する的な。しかし実際はそうそううまくいかないのでありますよ。ほんと。2010年8月、ケンタッキーでの事件でした。
7位 グランドキャニオンで崖から観光客が投げたコインが木に大量に引っかかっているのを見た男性、ジャンプ一番木に飛び移ってコインを集めたはいいが、崖に戻ろうとジャンプした際届かずに落下、死亡
集めたコインの分だけ自分が重くなっていたのを忘れていたようです。彼が落ちた谷底にはコインのシャワーが降った、と書いてありました。奇麗だったでしょうねー….くらいしかコメントできない。2000年頃の事件だそうです。
8位 ワニがうようよいて遊泳禁止の川で一日に3回も泳いだ女性、ワニに食べられる
ちなみに地元の人は「あまりに危険なので、つま先すら水につけない」川だそうです。2010年の1月1日、南アフリカのオリファンツ・リバーで起きた事件でした。
9位 盗難防止でマイカーの周りに電流の流れる柵を設置した男性、柵のことをすっかり忘れて自分が感電、死亡
2010年1月、ブラジルでの事件。何ていうか慣れないことするとよくあるよね、こういうヘマって…。え、ない?
10位 オランダにおける新年の伝統行事、ミルク缶に火薬を入れて爆発させるという行事の最中、爆発が物足りないと缶の中に液体酸素を注入した男性、大爆発を起こして死亡
液体酸素って、ロケットの燃料にも使用されてるぐらいなんですから、その威力は推して知るべし。だいたい液体酸素なんてどこから調達してきたのか…。-183度以下でしか保存できないというのに。これも2010年、新年の出来事です。
そんなわけで6位以下のダーウィン賞ノミネートの方々でした。個人的にはやっぱり7位の「コインのシャワーを降らせた方」がツボです。小銭稼ぐのに命かけ過ぎですもん。では、また来年のダーウィン賞でお会いいたしましょうね!
<ネタ元:darwinawards.com>
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■戦地からの決死の電話
タイトルの通りなんです。しかも留守番電話に吹き込まれていたものだから、本人に間違ってますよと伝えることもできず。イギリスからのニュースです。
ゲーツヘッドに住む44歳のダイアナ・ポッツさんは先日仕事から帰ってくると、留守番電話にメッセージが入っているのを見つけました。再生してみると若い男性の声。しかもそのメッセージが「愛してる。結婚してくれないか?」というものだったのでびっくりです。ただ、よくよく聞いてみるとプロポーズの相手はどうやらサマンサという名前らしく、これが間違い電話であることが判明しました。
さて、電話の内容を要約するとこんな感じです。
はい、ベイビー。僕だよ。先月は電話できなくてごめんね。だけどここがどんな状態だか、君も知ってるだろ。あと3ヶ月で帰れる、そしたらまた一緒にいられるね。
この間仲間の一人がやられた。悲しいよ。すごく悲しい。あんまり悲しくて今は言えないけど、来月は話せるんじゃないかな。
僕が君を愛してるってこと、忘れないで。愛してるよ、心の底から。
質問があるんだ。答えなくてもいい。今すぐには答えられないだろうから。それでー…
結婚してくれないか?
今日直接話ができなくて残念だよ。だけど、君を愛してる。知ってるだろ。本当に愛してる。それは忘れないで。
大好きだよ、サマンサ。バイバイ。
■どうやって伝えたものか
さて、困ったのはダイアナさん。どうやら彼氏は戦地からサマンサという女性にメッセージを残したみたいなのだけど、みごとに番号間違い。しかも伝える術がない。以下、彼女のコメントです。
「電話はかなりノイズ混じりでした。最後まで聞いてショックを受け、意味が分からなくてもう一度聞き直したんです。彼は今どこにいるかは言いませんでしたが、仲間がやられたという話で、たぶんアフガニスタンに行っているんだろうと思いました。サマンサさんが連絡してくれるのを待っているんです。」
イギリスの兵士は通常、衛星電話を使って30分程自由に電話をかけることができるようになっているのですが、使用できるのは1、2台なので順番を待たなければいけないそうです。そんな中きっとこの若い兵士はサマンサさんに電話をしてきたのでしょう。
現在記事ソースのThe Sunではこの兵士やサマンサさんに関するどんな情報でも募集しているそうです。
ちなみに実際に録音された電話の音声はこちらです。
「この間の答え、聞かせてくれるかな。」「え?なんの話?」「おいおい、しらばっくれないでくれよ!そんなに俺のこと嫌いなのかよ!」「何一人で怒ってんのよ!ガチャ」みたいなことにならないよう、早くサマンサさんが見つかると良いですね。それにしても全世界にプロポーズのメッセージが公開されちゃったこの男性も不運といえば不運です。番号間違いって恐ろしいね!
<ネタ元:The Sun>
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「バカな人がそのバカさ故に死んでしい、後世に子孫を残さなかったので人類の進化に貢献した」ことに対して栄誉を称えようという非常にブラックな賞、ダーウィン・アワード。毎年毎年、本当におバカな死に方をする人が選出されているわけです。2010年のダーウィン賞はもう既に投票で決定しているようなのですが、なぜか未だに正式に発表されておらず、メディアでもあまり報じられていません。というわけで、決まってるなら発表しちゃおうぜというのが今回の記事です。
darwinawards.comが投票によって決定した、2010年の愚かな死に方1位はこの方でした。
エレベーターに乗り遅れた車椅子の男性が怒ってドアに突進、ドアを突き破って下へ落下→死亡
韓国でのニュースです。昨年の8月、韓国のデジョンにあるデパートにおいて、電動式の車椅子に乗った男性がエレベーターに乗ろうとした所、先に乗った方が彼を無視して階下へ降りていってしまいました。これに腹を立てた男性は何度も車椅子でエレベーターのドアに突進。3回目の突進の際にドアが開いてしまい、彼はエレベーターシャフトを落ちていってしまいました。
その時の監視カメラの映像がこちらです。
「短気は損気」を命を持って実践してくれましたね。それでは2位以下のノミネートもどんどんご紹介してまいりましょう。続きは下からどうぞ!
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By ono
■氷の彫刻…ではありません。
うわー、すごいことになってますね!アメリカも寒波なのかなー。というわけでニューヨークからのニュース。ちょっとしたアクシデントで車が氷付けになってしまった男性がいるようですよ。こんな状態ですから、車のキーも刺さらないしレッカー車も動かせなかったそうです。
被害にあった車のオーナーはピーター・ヘルファーさん32歳。彼は先週金曜の夜、マイカーのアウディをマンハッタン・イーストビレッジの路上に駐車していました。ニューヨークジェッツの試合を観に出かけていたのですが、日曜の晩に車の所へ戻ってみるとアウディは氷の塊と化していたのです。折しもジェッツが負けてスーパーボールに出場するチャンスを逃し、落胆して返って来た所へ2重のショックだったらしく、ピーターさんは
「ジェッツの試合の後でこれを見たとき、本当に踏んだり蹴ったりだと思いましたよ。」とニューヨークポストに話しています。
とりあえずその晩は自宅に戻り、月曜の朝から彼は車の救出に取りかかりました。…が、すぐにこれは簡単ではないことがわかったそうです。
「職場に連絡を送ったんだ、今出勤できない原因も。だけどみんなは僕が冗談を言っていると思っているんです。」
とりあえずピーターサンはハンマーなどの道具を使って車の氷を落とし始めました。
ところがハンマーだけでは氷に全く歯が立ちません。しかし通りかかった業者が見かねて協力してくれ、凍ったパイプを解凍する際に使う蒸気式のトーチで徐々に溶かしていきました。ようやっと氷を除去し終わったのはもう月曜の午後。リアウィンドウが割れ、塗装も所々傷がついてしまいましたが、ピーターさんはホット一息です。
「ふー!やっと片付いたね。とても嬉しいよ!」とピーターさん。この後彼は修理のためにディーラーへ車を走らせたのでした。一件落着。それにしてもどうして彼の車だけがこんな目にあったのかと言いますと、どうやら最近この辺りで水道管の修理をしたのですが、完全に直っていなかったらしく、ここ数日の寒波でまた管が破損、彼の車に一日中水を浴びせかけていたのが原因だと見られています。修理に保険が適用されることをお祈り申し上げます(笑)
<ネタ元:nypost.com>