2006年12月23日

■珍法律で有名なあの国の王様が亡くなった件

独裁体制20年、ニヤゾフ大統領が死去 トルクメニスタン
2002年から「終身大統領」で国を治めてきたトルクメニスタンの王様、ニヤゾフ大統領が急死、後継者をどうするかで現在もめているもようです。66歳で、原因は心不全。ソースによると「葬儀は24日に執り行われる。ニヤゾフ大統領は1985年に共産党第1書記に就任以来、独裁体制を進め、2002年に終身大統領となっていた」そうです。
さてこの国、独裁体制のもとニヤゾフ大統領が個人的に制定したへんてこな法律が一部では有名で、以下に紹介すると、
・首都と大学を除く図書館の廃止
※ニヤゾフ大統領「田舎の人はどちらにしても字が読めないから」
・バレエ上演の禁止
※大統領「白鳥の湖の男性ダンサーの衣装が気に入らない」
・女性の金歯を禁止 ※女性に似合わない
・コンサート・テレビ、結婚式などで口パクで歌うことを禁止
・若者のひげを禁止 ※大統領「見苦しい」
・肖像や銅像を清掃する担当者設置
※首都ではほぼ50メートルごとに、ニヤゾフ大統領の肖像や銅像が設置されている
・ニヤゾフ大統領がカツラをかぶっていることを報道することはタブー
・8月の第2日曜日をメロンの日に制定
※ニヤゾフ大統領の大好物はメロン
・ニュースキャスターの化粧禁止
※大統領「男なのか女なのか分からない」
(出典:サパルムラト・ニヤゾフ/wikipedia)
なんていうか、ネタだらけの国ですな。メロンの日とか、どうでもいいから許してやるかみたいなのもあれば、「ちゃんとした医者は首都にいるから病人は首都にくればいい」と地方に病院がなかったりというちょっとそれは...的な施策もあったり。なんにせよ後継者次第でどう転ぶかわからない珍法律の改正に今後注目ですね

<ネタ元:CNN

投稿者 ono takuya : 2006年12月23日 15:04 | トラックバック