7月

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人間を踏み台にするミーアキャットが話題に

By ono   2010年7月30日


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■周囲に敵はいないかな
 ほほえましいですねえ。ガンダム的に言うなら「俺を踏み台にした!?(ガイア)」でしょうけど。アフリカはボツワナからのニュース。周囲を警戒するために、ミーアキャットが人間の頭を足場に利用するという出来事がありました。
 写真の男性はツアーガイドで写真家のリー・ウィッタム氏。ボツワナのカラハリ砂漠で撮影を行っていました。ミーアキャットは本来とても警戒心の強い動物で、何かあると常に付近で一番高い場所へ登り、二本足で立って周囲を見渡すという行動をとります。たまたま今回は「近場の高い場所」がウィッタムさんの頭だったのですね。このミーアキャットは何の警戒もなく突然彼の頭によじ登ってきたそうです。
 「通常、彼らはすぐに逃げてしまうんだ。」とウィッタムさん。
 「彼らはとてもナーバスなんだ。なぜなら長いこと人間が殺してきたからね。今回はとても稀な経験だったよ。頭の上が快適だったんだね。最初は少しガリガリやられたけど、痛くはなかったよ。でも急に動きたしたりしないようにじっとしていなくちゃいけなかったんだ。」
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 ミーアキャットを撮影するウィッタム氏

■警戒を常に怠らない
 ミーアキャットはマングースの仲間。14年ほどの寿命を持ち、20~50匹の家族で生活しています。大人になると体重は25オンス(約700グラム)ほどです。カラハリ砂漠のような過酷な自然では、彼らは絶えずお腹をすかせたジャッカルやヒョウ、ライオン、猛禽類などに狙われているため、周囲に対する注意は何にも増して重要なのですね。

 それにしても、目の前の人間に普通によじ登って見張りをするなんて、注意力があるんだかないんだか…?みんなで「下!下!」て突っ込みをいれてあげればいいんだと思います。

<ネタ元:dailymail.co.uk/


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