クモ退治で家が大爆発

By ono 　　2010年9月2日

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※9/3に一部加筆・訂正しました。
■虫一匹で大騒動に
　え？何で？という感じのニュースがイギリスから。洗面所のクモを退治しようとしていたらひょんなことから大爆発を引き起こしてしまうという事件があったそうです。
　事故が起きたのはエセックスのクラクトン、月曜日のことでした。クリスさんが妻のジャニーンさんにに「クモがいるわ！なんとかして！」と呼びつけられました。トイレまで男性は駆けつけたものの、すでにクモは便座の後ろに隠れてしまっています。彼は消臭剤のスプレーでクモを追い払おうとします。

シューーーーーーーーーーー．．．．．

　しかし、照明の玉が切れていたせいかクモが本当にいなくなったのかどうかがわかりません。暗くてよく見えないと、クリスさんはライターに火をつけたのでした。その瞬間、

　ドーーーーーーーーーーーン！！

　どうやら、あたりに漂っていた消臭剤の成分に引火してしまったようなのです。クリスさんは爆風に吹き飛ばされ、屋根裏部屋のドアもちょうつがいが外れて吹き飛んで行ったそうです。すごいですねー。彼は頭と足、胴体に熱傷を負い、すぐに救急車でコルチェスター総合病院へと運ばれました。幸い命に別状はなかったようです。消防のスポークスマン曰く、
　「妻が消防に電話している間、男性は正しいことをしました。自分からシャワーへ走っていって冷水で火傷を冷やしていたのです。」
　応急処置も良かったということですね。また、
　「例のクモに関しては、逃げたのかどうかはわかりません。ただ、現場はもうクモがいるような感じではなかったですよ。」そりゃそうだよね。ドアが吹き飛ぶ程の爆発があったらクモだって逃げて行くよね。男性の方は病院で治療を受けた後、翌日の火曜日には退院できたようです。軽い火傷で何より。

　ソース記事によりますと、昨年の６月には居間で火の近くに置いておかれたヘアスプレー缶が爆発しており、40歳のサイモンさんが火傷を負っています。この時もスプレー缶が天井にめり込む程の爆風だったとか。ヘアスプレーとか殺虫剤とか、噴射した後も火気には要注意ですね。

　クリスさんと事件の起きたトイレ

＜ネタ元：Telegraph.co.uk・dailymail.co.uk＞