一番すごいのは誰?「臭いスニーカーコンテスト」が華麗に開幕
■酸っぱくて腐ったようなその臭い
嗅いでみたいようなみたくないような。そんな訳でアメリカはニューヨークからのニュースです。米オドイーター社によります、臭いスニーカーのコンテストが開催されております。
正式には「the Odor-Eaters National Rotten Sneaker Contest」。会場となったのはリブリーズ・ビリーブ・イット・オア・ナット博物館。優勝したのが↑写真のラス・クルーセスちゃん12歳。参加者のどのスニーカーも腐ったようなものすごい臭いがするわけですが、どうやってそこまで臭くなったのかについて、例えば参加者の一人、ヨルダン・アームストロングさんはこう言っています。
「2年間、あらゆる場所でこのスニーカーを履いてたよ。学校にいるときはずっと履いてたし、スポーツのときもそう。ベッドの中で履いていたこともあるしね。」
■お父さんには不評のようです
こちらが審査の様子。ちゃんと一つ一つ嗅いでいるのです。お気の毒に・・・
優勝したラスちゃんのお父さんは最近退官したのですがアメリカ陸軍で軍曹だった人。娘のスニーカーのことを”敵性戦闘員”と言い、すぐにでもグアンタナモ湾に沈める用意があると言っています。一方ラスちゃんとお母さんは賞金の2500ドル(約25万円)で先日お祝いをし、ブロードウェイでライオン・キングを楽しんで来たとのことです。
■来年は40周年?
実は結構歴史があるというこのコンテスト、今年でなんと39回目を迎えます。ちなみに主催のオド・イーターは消臭機能を持った靴の中敷で有名ですよね。そんな中でも14年間も審判員として貢献してきたのがジョージ・オルドリッチさん。ジョージさんはNASAで「マスター・スニッファー(嗅ぎ師)」として働く科学者です。彼は40年以上も宇宙船内部の臭いの問題に取り組んできたのです。NASAではその臭いを嗅ぐ能力を維持してもらうため、毎年彼の鼻をテストして、”調整”しているんだとか。さて、そのジョージさんはこうコメント。
「コンテストとはいえ、あのスニーカーの臭いを嗅ぐと今でもオエェェって、なりますよね。農場や近くに池のある場所に住んでいる子どものスニーカーの方が臭いが強い気がします。」
こちらがコンテストに参加した皆様。
うーん、どれも履き倒した感じですね!自信のある、もしくは身に覚えのある方はぜひ来年度の大会に参加されてみてはいかがでしょう。
<ネタ元:Little Girl With Big Stink Takes Home Prize At Rotten Sneaker Contest>
Leave a comment