2007年09月07日

■崖から落ちて救急車を呼ぶも30分保留にされる

Teen clinging to cliff put on hold
 というわけであんまりなニュースがイギリスから。18歳と16歳の二人組が崖から落ちて救急車を999で呼んだのですが、この緊急時に電話がつながるまで30分も保留にされた、という事件がありました。
 電話をしたのは16歳のテリー・プライス。相棒のロイ(18)が登山中に滑落、40フィート(12m)下の地面に落ちて怪我をしてしまったため携帯電話で999(日本で言う119)に電話、救急車を要請したのです。場所はサマセットのアップヒルの崖。しかし彼が正しく地元の警察につながるまでに、サウスウェールズやノッティンガムシアの警察につなげられてしまい、無駄に時間を消費したとのこと。以下電話をしたテリー君のコメント。
 「僕は必死で命を救おうとしているのに、999に電話をしたら彼らは僕の電話を保留にしておいたんだ。適切な人につながるまでに30分かかって、彼らが到着するまでさらに1時間かかった。信じられないよ。最悪の悪夢だったよ」
 ちなみに滑落したロイは親指の骨折と歯の損傷、それから顔に怪我を負っていたとのこと。携帯通信会社のBT(ブリティッシュ・テレコム)のスポークスマン曰く、
 「我々は、こんなことが起こったのを非常に残念に思います。携帯電話から999が来たとき、青年の電話の電波は現場のあったサマセットではなく、サウスウェールズのアンテナで受信したように見えました。特定の地域で電波が拾えなかった場合、起こり得ることです。」とのこと。
 それにしても30分も保留にされちゃうのはあんまりじゃないかしら。意外と自分で山を下りた方が早かったりして...
<ネタ元:ANANOVA

投稿者 ono takuya : 2007年09月07日 19:20 | トラックバック