2007年09月24日

■駐車帯を緑で占拠、Park(ing) day

Parking meters go green in eco-guerrilla day of action

 アメリカはサンフランシスコからのニュース。都市に散在する駐車帯を緑で占拠し、車を停めさせないという「Park(ing) Day」というイベントが行われました。もちろんパーキングメーターにきちんとお金を入れ、メーターが時間で切れるまで、という限定で合法的に行われたようです。駐車帯には鉢植えや芝生を置き、みんなで談笑。町にも公園を、というこの活動はサンフランシスコを中心に米国内の40の都市、そのほか海外でも10箇所で開催されているとか。主催団体である”Trust for Public Land”のマシュー・シェーファー氏のコメントによると、
 「これは我々が公共の場に集うという、都会の中に新しいくつろげる場所を作り出すことを考えて行っているんだ」そうです。当日の映像や詳しい話は”続きを読む”で。

シェーファー氏のコメントの続き。
 「これでわかったことは、少なくともサンフランシスコでは、パーキングメーターにコインさえ入れれば、合法的にその場所を使えるということなんだ。」
 今回のイベントではサンフランシスコ市内の50ヶ所の駐車帯がその会場となり、あちこちにミニパークが急遽つくられたようです。もちろんイベントは公式に許可を受けたものではないので、主催者たちはメーターの時間が切れるとミニパークを撤収、もとに戻したそうです。Youtubeにこの日の映像があったので紹介しますね。楽しそうな雰囲気は伝わるかな。駐車帯にばんばん芝生を敷き詰め、ベンチを持ち込んだりして楽しそうにしている様子が紹介されていますよ。
 もともとは2005年に、公共の場所の利用をテストするという目的で市長の駐車場を占有したことを発端に、公園用地を拡大しよう、という目的で組織化されたイベントになっていったそうです。こういうアイデア一発型のイベントは管理人も大好き。日本でやったらどうなるかな?


<ネタ元:Offbeat-AFP

投稿者 ono takuya : 2007年09月24日 14:45 | トラックバック