2007年12月05日

■肉屋、肉を切るのを禁止される

Butcher banned from chopping meat
 それはあんまりだろというニュースがイギリスから。隣人が騒音について不満を言ったせいで、肉屋が議会に肉を切るのを禁止されるという事件がありました。どんな隣人だよ。
 彼の肉屋の上の階に引っ越してきた入居者が不満を申し立てたようなのですが、これを受けて議会が公式な文書で肉屋のブライアン・クラプトン氏(50)に禁止の通達を出したのですね。これにはブライアンさんもびっくり。文書曰く「大きな音によって”生活妨害”が発生しています」とのこと。具体的には平日の午前6時から8時までの2時間、肉を切る作業を禁止。
 3人の子どもを持ち、35年間肉屋をやってきたブライアン父さんは当然反発。
 「その時間帯は肉屋にとってもっとも重要な時間です。顧客に肉を用意するためにね。肉屋の上に引っ越してきておいて、正直何を期待していたんだろう?肉屋は何百年も肉を切ってきたんだよ!」失礼、文章の最後の”!”は管理人が勝手につけてしまいました。なんとなく。議会発表によると以下のようです。
 「我々は彼にも企業を運営する権利があると思います。しかし、彼の周りに生きる人々にもきちんと睡眠をとる権利があるのです。」
 というわけで、ブライアンさんも仕方なく今度は朝の4時から6時まで肉を切ることにしましたが、また議会に怒られ...という泥沼が予想されそうな予感です。朝6時なら我慢してあげようよ。
<ネタ元:ANANOVA

投稿者 ono takuya : 2007年12月05日 17:36 | トラックバック