2007年10月03日

■立ち退き拒否のおばあちゃん、周りにビルが建ち始める

Seattle woman rejects $1M and stays put
 アメリカはシアトルからのニュース。開発で新しくビルが建つ地区に住んでいるおばあさんが巨額を積んでも立ち退きを拒否、ついにこの家を取り囲んで建設が始まってしまうという事件がありました。このおばあちゃんはエディス・メイスさん86歳。立ち退き料100万ドル(約1億1500万円)という提案を断り、築108年というこれまた年代ものの家とともに住んでいるそうです。メイスさん曰く、
 「私は動きたくありません。お金は必要ないんです。お金は何の意味もないわ。」
 彼女が1955年に自分の母親のためにこの家を買ったとき、小さな家が密集していたのですが、今ではこの地区に住む人もいなくなり、複合型店舗と駐車用のガレージが建っているだけなんだとか。彼女の家を囲むようにビルの建築は始まってしまっているわけで、どんどん家がコンクリの壁に取り囲まれているのですが、彼女は工事の雑音は気にならないといっています。テレビのボリュームを上げるか、オペラを聴くかしているんだそうです。ま、耳も遠いだろうしね(笑)
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<ネタ元:UPI.com

投稿者 ono takuya : 2007年10月03日 18:08
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