By ono
◼︎それは「性的ファンタジー」
いやどんな性癖だよ。というわけで、オーストラリアはサウスウェールズ州からのニュース。タイトルの通りなのですが、「家に侵入してきた男に下着姿で縛られた上にほうきで撫でられたい」という願望を持った男性が見知らぬ2人組に依頼をしたのですが、頼まれた方の2人組がうっかり住所を間違え、何の関係もない家にナタを持って押し入り、不法侵入で逮捕されるという事件がありました。
ちなみに、ニュースとして報じられたのは先週のことですが、実際に事件があったのは2019年の7月。依頼をしたのはオーストラリアのニューサウスウェールズ州グリフィス近郊にすむ男性。依頼を引き受けた2人のうち、一人の名前はテレンス・リロイと言い、依頼された通り、マチェーテ(大きなナタのような刃物)を持って指定された住所の家に侵入。いや結果的に住所は間違えてたんですけど。
◼︎「わざとじゃないので」無罪判決
結果、リロイともう一人は被告人としてニューサウスウェールズ州の裁判所へ連れ出されていった訳ですが、ショーン・グラント判事は「事件の内容が異常であること」を認めた上で、2人の行動はわざとではないと無罪を言い渡しました。判事曰く「雇い主のファンタジーはちゃんとした台本があったわけではなく、依頼された側にもある程度の裁量が許されていた」からだそうです。不法侵入したのは意図的ではなかったことも無罪となった一つの理由のようです。
それにしても世の中には色々な嗜好の方がいるんだな・・・これが性の多様性というやつか・・・だいたい何フェチに分類されるんだよ・・・。
ところで、気になる依頼金の額ですが、別サイトのニュースによりますと、5,000オーストラリアドル(=約36万円)だそうです!たったの一晩、変態紳士を縛るだけで36万円!
なんかもうほんと幸あれ。
<ネタ元:Pair hired for man’s broom sexual fantasy turn up in bedroom at wrong address with machetes>
By ono
■屋根の方から男の声が
微妙な大きさですもんね・・・。というわけで、ニューヨーク州からのニュース。ピザ屋へ泥棒に入ろうとした男がいたのですが、換気口で動けなくなり、逮捕されるという事件がありました。
事件が起きたのは先週金曜日、ニューヨーク州ペンフィールドにある、ポンティローズ・ピザ。早朝の3時45分頃、屋根の上の方から叫んでいる男の声が聞こえる、と通報があり、警察が駆けつける騒ぎとなりました。
確認してみたところ、屋根の付近にある換気口から中へ入ろうとした男が、途中で動けなくなっているのが発見されました。警察では仕方なくペンフィールド消防署へ連絡、レスキューの方達が穴の奥から男性を引っ張り出し、救出に成功したのでした。男は救出の際に小さな怪我を負ったため、ストロング記念病院へと運ばれて行きました。
■換気口は途中から細くなるのよ
犯人の男はロチェスターに住んでいるというリチャード・グレアム44歳。警察の発表では、彼に対して第3級強盗、第2級犯罪行為、及び強盗ツールの所持などの嫌疑がかけられているそうです。また、建物の損害賠償として2000ドル(約22万円)が科せられています。
救助にあたった消防署長のアール・ルバンスキ氏はこの事件についてこうコメント。
「換気口はピザを焼くオーブンの上につながっているんですが、そこまでたどり着くにはまだ遠かったです。換気口はキッチンに近い方が細くなっていきますからね。」
また、今回のような事件は記憶にある限り初めてのことだと語りました。
「ペンフィールで17年間仕事をしていますけど、こんな事件を見たのは初めてですよ。テレビでは似たような話を見ていましたけどね。」
当ブログでもずいぶんと紹介して来た感のある「煙突その他にはまって動けなくなった泥棒」。
・煙突の中で身動きが取れなくなった男、理由を聞かれ「かくれんぼしていた」
・ゲーム機に手を突っ込んでお金を盗もうとした男、手が抜けなくなって逮捕
・煙突から侵入しようとした泥棒、途中でつかえて10時間後に救出される
・油ヌルヌルの泥棒、窓に引っかかって動けなくなり逮捕
ね。まだいるはずですけど、結構多いのよね。
<ネタ元:Deputies: Rochester burglary suspect caught in vent above Pontillo’s>
By ono
■娘が危険なんです
てきとうなこと言って警察呼んだりしちゃダメよ。というわけでアメリカはフロリダ州からのニュース。オートロックのせいでホテルの部屋から閉め出されてしまった男性が、「娘が危ない」と嘘をついて警察に助けを求めたところ、最終的に逮捕されてしまうという事件がありました。
事件が報道されたのは11月4日の午後。ニュースによれば、フロリダ州フォートマイヤーズにあるクレストウッド・ホテル。マーク・マッシー氏はホテルの廊下から911に通報をしました。
「もしもし、911?僕の娘が危険なんです!アメが喉に詰まってしまって!」
「お子さんは今呼吸をしていますか?」
「わからないよ!オートロックで廊下に閉め出されてしまったんだ!」
■ごめんなさい、嘘でした
これは危険だ、ということで直ちに警官がホテルに急行しました。サイレンを鳴らして到着するも、男は出てきません。仕方なく戻れなくなったという男の部屋へ行ってみるも誰もおらず、ドアの外から見る限り、部屋の中からは物音一つ聞こえません。不思議に思っていると電話の主が現れました。前述のマーク・マッシーさんです。彼は、部屋の中には誰もいないこと、本当はオートロックで部屋から閉め出されてしまい、助けてほしくて警察に電話をしたことなどを話し始めました。あきれる警官の皆さん。
とりあえずホテルスタッフからマスターキーを借りて部屋の中を確認し、何も非常事態がないことを確認すると、警官はマッシーさんに言いました。
「911システムの不正使用です。逮捕します。」
逮捕されたマーク・マッシー氏
普通に助けを求めれば良かったのにねえ。それともそんな理由では助けてもらえないと思ったのでしょうか。あと、どうしてフロントに相談に行かなかったのか。フロントが遠かったのか。何にせよ、虚偽の理由で警察を呼んでは行けないということですね・・・
関連:
救急の電話で筋肉自慢&ナンパの男、逮捕される
うん、これはダメだろうな。
巨大迷路に迷った一家、警察に救助を要請
これは仕方ない・・・か・・・?
<ネタ元:Florida man calls 911 to get back in hotel room, lies about emergency>
By ono
■深夜に大きな物音
前方不注意。アメリカはミシガン州からのニュースです。泥棒に入った男が見つかって逃走したのですが、自分から木に激突して気絶、簡単に捕まるという事件がありました。
事件が起きたのはミシガン州北部のニゴーニーという町。犯人のジェイコブ・ポールダニエル・レーマー(21)は、先週土曜日の深夜1時過ぎ、ニゴーニーのロングイヤー・ドライブにある民家に侵入しました。被害者によれば、玄関のドアで何か音がして目が覚めたといい、その後何度か大きなドンドンという音を聞いたので、確認をするために階下へ降りたと証言しています。直後に1階の廊下で不審な男(ジェイコブ)に出くわしたのですが、男はその場で走って逃げて行ったそうです。
被害者はすぐに警察に連絡、数名の警官が到着。目撃証言では森に向かって走って行ったというので、警察犬も連れてすぐさま捜査が開始されました。
■倒れている男を発見
ジェイコブの居場所はすぐに見つかりました。しかし、止まれという命令にも関わらず彼は森の奥へと逃走してしまいます。警官もすぐに追跡を再開しますが、ジェイコブは程なく見つかりました。森の中で気絶して倒れていたからです。どうやら走っている最中に木にぶつかり、気を失った様子。すぐに救助されることとなりました。
現在ジェイコブには不法侵入、警察への抵抗、妨害などの容疑がかけられています。ちなみに犯人の写真がこちら。
顔の傷は木に衝突した時のものでしょうか。あまりの物音で家の人が起きてくるっていうのもなんかお粗末だし、泥棒には向いていない方だなー。
<ネタ元:Man who entered Negaunee home Saturday and knocked himself unconscious has been arraigned>
By ono
■送り迎えはお父さん
まさかパパまで強盗の片棒を担がされるなんて。というわけでアメリカはロサンゼルスからのニュース。パパに銀行まで送ってもらった娘がまさかの銀行強盗、父親は全く知らなかった、という事件が発生しました。
事件が起きたのは先週の木曜日午後4時頃。フォートローダーデールにあるTDバンクに強盗が入りました。後でわかったのですが犯人はチェルシー・ウィルソン(24)。チェルシーはこのとき赤い髪のウィッグとサングラスなどを着用していたそうです。
■1分あげるわ
彼女は店内に入るとまっすぐに出納係に向かい、カウンターにメモを差し出しました。そこにはこう書かれていたそうです。
「1分あげるわ。そこにある50ドル札と100ドル札を全部渡しなさい。さもないとあなたを撃つ。カラーボールはダメよ、アラームも鳴らさないで。言う通りにすれば誰も傷つけない。だからいつも通りに振る舞って。」
出納係はおとなしく手元にあった現金を300ドル渡しました。犯人はすぐに銀行を飛び出すと、近くのスーパーに停めてある黒いSUVに乗り込み、急スピードで走り去りました。
通報を受けて警察が急行しましたが、犯人は逃走した後。しかし、監視カメラの映像などを見ると、どうやらここ最近何件か立て続けに起こっている強盗事件の容疑者と外見が似ていることがわかりました。また、以前の犯罪の際に、とある男性がカメラに写った映像を見て、自分の知り合いのチェルシーという女性に似ているような気がする、という情報も得ていたのです。
■パパ「面接だと思ってた」
警察はとりあえずチェルシーの家へ向かったところ、そこでカメラに記録されていた黒いSUVを発見。自宅へ行き、強盗の疑いがあることを伝えると、本人はすぐに犯行を認めました。自宅には犯行に使われたカツラやサングラスもあり、お金が欲しくてやったこと、前の強盗事件も自分だったこと、お金は食料や雑貨を買うのに使っていたことなどを自白したそうです。
彼女は現在刑務所に拘留されており、連邦公定弁護人事務所では、判決が出るまでは彼女を拘留しておくようにと命令しています。
驚くべきことに彼女を銀行まで送ったのは彼女の父で、彼は「娘は就職面接に行くものだとばかり思っていました」とコメントしているそうです。まさか本人が中で強盗をしているとは夢にも思わなかったでしょうね。ま、娘のことなんて父親はぜんぜんわかってないのは全国共通なのかなー、と。だいたい面接に行くのに赤いカツラはないよね・・・
犯人のチェルシー・ウィルソン。
<ネタ元:Father unwittingly drove daughter to bank she robbed>