By ono
ダクトテープへの信頼感が厚すぎる
というわけでやんちゃなロシア人のニュース。ヘリコプターにガムテープで人間をくくりつけて飛ばしちゃった人が現地の調査委員会の取り調べを受けているそうです。
みんなとっても笑顔
今回の無謀なスタント(?)を企画したのはSNSで2000万人のフォロワーを誇るという有名人、ミハイル・リトビンさん21歳。彼はヘリコプターの下部に友人のナミトフさん(25)をダクトテープ(ガムテープみたいなやつです。海外だとものすごく一般的な補修道具)を使いグルグルと縛り付け、そのまま空へとヘリを飛ばしてしまいました。その時の映像がこちら。
「いけ兄弟!俺たちは今を生きてる!この瞬間、忘れんなよ!」と叫んでいるそうです。青春だなあ。
目下当局が絶賛調査中
主犯は間違いなく企画をしたリトビンさんなんだけど、やっぱり責任を問われるのはパイロットの方。というわけで、このビデオが公開された後、パイロットを務めたアレクサンダー・ナザロフさんは速攻で当局に目をつけられ、目下のところ調査中。元軍人というナザロフさんは当然ですが現在操縦免許を停止されているとのことです。あーあ。
ほんとはちゃんと対策してるんです!
ちなみに今回のフライトが行われたのはモスクワ州のミャチコヴォ飛行場。ロシア当局はコメントを発表し、「彼は安全要件を満たさずに飛行し、ナミトフを生命の危険に晒しました。」と述べています。
ただし、実際に飛ばされたナミトフさんは「ダクトテープで見えていませんけど、ちゃんと安全器具をつけているんですよ!」と反論。たぶんこれのことですよね。
確かに何やら白い安全ベルトみたいなのがお腹の方まで回ってますけど・・・これだけ・・・?
なんにせよ、彼の必死なフライトにより、人間一人くらいならガムテープで底に貼り付けたら運べるということがわかりましたね。どうしても定員オーバーな場合の解決策として覚えておくといいかもしれません。あと、ミャチコヴォ飛行場ってすごい言いづらいです。
関連:【うまい肉が食べたい】沿岸警備隊「俺ちょっとヘリで肉買ってくるわ」→停職
とても品質が良いことで世界的に有名な肉だそうですが、その説明がなんの罪滅ぼしにもならないっていう。
<ネタ元:Pilot suspended after man duct-taped to helicopter and flown over field>
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■あの独特なポージングで塩をふるおじさんが
ということで、イギリスのニュースサイト、mirror.co.ukから。独特なポーズで塩を振る「塩ふりおじさん」のヌスレット・ギョクチェ氏がこの度新しくイギリスでお店を開くことになったのですが、新メニューの「金箔ステーキ」が話題となっております。
↑有名な塩ふりポーズ、一度は見たことがあるかと思います。さて、新たに開店するというお店は彼が経営するステーキ店「ヌスレット」のイギリス一号店。場所はロンドンだそうです。
■金箔のお値段は約10万円?
彼のインスタグラムなどで話題になっているのが今回のロンドン店の目玉「金箔ステーキ」。お肉をびっしりと金箔で覆うという見た目のインパクトだけはとびっきりなこの一品ですが、金箔のお値段だけでも700ポンド(日本円で約10万円)と、値段もとびっきりな感じです。
■とにかく話題に事欠かないおじさん
「塩ふりおじさん」と言えばとにかく破天荒な話題が先行しがちなことで有名ですが、昨年新しくオープンしたボストン店が新型コロナウイルスの対策規定違反で1週間も経たずに閉鎖させられたとか、他人の作品を勝手に看板やシーズニングに使ったとして訴えられたりなど、色々とやんちゃなのは確かなようです。
個人的に一番大好きなのが「トルコの憲法改正の投票場で例のポーズで投票する写真が話題に」のニュースですね。ニュースのタイトルは「This is how to vote」。
ほんと大好きこういう人。
まあこういうご時世ですので、座席に人形を置いたりして、密を防止しながら経営していただけたら、と思う次第です・・・。
関連:【コロナ対策】サウスカロライナ州のレストラン、3密防止を例の人形で強行
<ネタ元:Eccentric chef to sell steak covered in 24-carat gold and it’ll cost diners £700>
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ソーシャルディスタンスは奴らにお任せ
ぱっと見の「今日も人が入ってる」感がすごいね!というわけでアメリカはサウスカロライナ州からのニュース。密集を避けてレストランをオープンさせるために、座席を空気で膨らます人形で埋めて来客の距離を開けさせているレストランが話題になっています。
このレストランはテイラーズにある「オープン・ハース」というお店。発案者はオーナーのポーラ・スター・メレスさんと彼女の夫ジミーさん。食事客に距離を開けさせれば営業許可が出るらしいのですが、殺伐としたスペースの取り方はしたくない、ということで空けるべき席に人形を座らせることにしたようです。
「気味悪い黄色のロープを張ったり、いくつかのテーブルを使用禁止にするのは嫌なの。満席に見えるようにしたかった」とメレスさん。
悩んだ挙句、彼女はアマゾンで”空気で膨らます人形”を10体ほど購入。常連のお客さんみたいに服を着せ、座れない席の場所に置くようにしたと言います。
孫は「気持ち悪い」って
「孫は最初見て”気持ち悪い”って言ったわよ。でもみんなが入ってきてくれたらウケるだろうなと思ったわ。」
で、実際の客からのコメントはというと。
「彼らはうるさくないからね。良いアイデアだよ」
「あいつらと一緒に食事できないのが不満だ。ここにも座って欲しいよ」
「昨晩も来たのだけど、彼らと一緒にいれて私たちも嬉しい。今夜もそうだし、たぶん明日もね(笑)」
自宅にひとついかがでしょうか
なんだかみんな馴染みの常連さんという感じで微笑ましいですね。で、気になる例の人形ですが、”Inflatable Doll(空気で膨らます人形)”と聞いて、結構な数の男性が例のいかがわしいグッズを想像したんじゃないかと思うんです。向こうのアマゾンで探してみたところ、実物はこれです。
なんていうか、”実用的な穴”は開いていません。服を着せて部屋に飾ったりする「パーティーグッズ」として売られています。一番面白かったのはこの商品の一番上に付いているレビューが「No Holes. What’s the Point?(穴がついてないんだけど。何が目的なの?)」だって。アメリカ人も同じこと考えてたんですね。ウケる。お値段15.74ドル(約1700円)です。
ちなみに日本のアマゾンで同じように”Inflatable Doll” 探すと、こちらは本当にいかがわしい目的用の人形がたくさん出て来ますのでご注意を。
<ネタ元:Restaurant using blow-up dolls to enforce social distancing>
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■完全菜食主義者の方々、ご立腹
「もしもベジタリアンなら、新しい5ポンド紙幣は食べないで下さい」そんなジョークが聞こえて来ております。イギリスからのニュース。イギリスでは今年の9月にこれまでのコットン製からプラスチック(ポリマー)を使用した新しい紙幣へと切り替わったのですが、この新紙幣に完全菜食主義者の皆様が猛反対を突きつけているそうです。
どういうことかと言いますと、9月から使用が始まった新5ポンド札には従来の紙幣と違って動物性脂肪が使われているらしいのです。先日ヴィーガン(完全菜食主義者のこと)UKという団体がBOE(イングランド銀行)に質問したところ、銀行側では公式見解としてこの件について認めたそうです。
■もしも豚なら大問題?
ミラー・オンラインによれば、「その動物性脂肪が何の動物由来なのかを調べることも重要だ。もしも豚だとしたら、一部の宗教団体では問題になるかも知れないからだ。」という意見もあるとか。確かにイスラム教やユダヤ教などでは豚を「不浄な生き物」としていますし、そんな動物の油が含まれているとなったら、大問題・・・・・なのかなこれって??
ちなみにヘットと呼ばれる油脂は牛の脂肪から精製されており、ロウソクや石けんなどの製造において広く使われているそうです。すでに動物性の油脂は工業製品の材料として一般的なものということですよね。ヴィーガンUKではこの新5ポンド紙幣には満足していないという嘆願書を既に提出しているんだとか。
■世間の反応は
イギリスでもネット上の意見は様々ですね。「新紙幣にアニマルファットが使われてるなんて!奴らはいつまで動物達から搾取を続けるんだ!」みたいな本気の怒りツイートもあれば、
「やれやれ、またかよ」みたいなツイートも。個人的にはそんなに目くじらたてるなよ・・・食べる訳じゃあるまいし・・・という気分ですな。個人の信条にもよるので何とも言えませんが。
ちなみに一般のベジタリアンとヴィーガン(完全菜食主義者)は結構違います。ヴィーガンは卵やチーズ、バターなど動物性由来のものをいっさい食べません。革製品はもちろん、ウールなども使わない。動物性由来のものを全て拒否するというのがヴィーガンの皆様なんですね。大変だろうな。もはや健康とかの域を超えて「生き方」になっちゃってるものね。
関連:「そっちの肉がでかい」で大乱闘、警察が出動
菜食主義者だったらこんな争いも起きずに済んだろうな。
<ネタ元:Weird substance discovered in new £5 notes – and people are upset>
By ono
■私は神
アメリカだとアルファベットを車のナンバープレートにできちゃいますものね。というわけで、ケンタッキー州からのニュース。「I’M GOD(アイムゴッド、私は神)」をナンバープレートに申請して却下された男性が当局を告訴して話題になっています。
さてこの男性はベニー・L・ハートさん、77歳。彼は以前オハイオ州に住んでいた際に12年間も使っていたナンバープレート、「I’M GOD」を引き続きケンタッキー州でも使いたいと思い申請を出したのですが、ケンタッキーのDMV(車両管理局)ではこの文言が「低俗であり、不快である」という理由で却下されてしまいました。
■これは信教上の自由
拒否理由も何か法律や条例に違反しているのではなく「低俗・不快」という微妙なものだったこともあり、ハートさんは絶対にこのフレーズを使いたいとDMVを相手取った訴訟を決意。またこの訴訟には全米市民自由団体と「宗教からの自由財団」が支援することを表明しました。彼ら曰く、「宗教的・政治的な信条に基づく文言を入れたナンバープレートを否定されることがあってはならない」というわけです。
何かだんだん面白ニュースの域をはずれて来ちゃったなあ。とにかく、「憲法修正第一条のもとにおいて、信教上の自由な行為を法で禁止してはいけない」というアメリカ合衆国の憲法に違反するじゃないかということのようです。オハイオ州では12年間何の問題もなかったというハートさんは、こうコメント。
「私は他のドライバーと同じように、自分のナンバープレートに個人のメッセージを入れる機会が欲しいだけなんですよ。」
彼はちなみに15歳の時に無神論者になり、”神”の定義をしないことがより正しいことなのだと思うようになったんだとか。ちなみに、英語辞典には”神”について6つの意味が載っているんだとか。
みんなそんなに自分の車にメッセージを入れて走りたいのか。「私は神」って、自分で勝手に言う分には良いんじゃないかと思ったりするんだけどなあ。言い切っちゃうからダメなのか。東スポみたいに最後に「か?」とか入れたらOKだったりするのかしらねー。
関連:親「うちの子の名前を”メシア”にしたいんだけど」裁判所「却下します」
メシアとか付けられたらハードル上がりすぎるでしょう、子どもの。
<ネタ元:Ky. atheist sues over rejected license plate>