By ono
◼️酔っ払いは酔っ払いを呼ぶのでした
飲酒運転で捕まった男を連れてきたら、そいつを乗せてきた運転手も飲酒運転で結局逮捕っていう事件です。一行で終わっちゃいましたね。
アメリカはニュージャージー州からのニュースです。abcニュースによりますと、先日、同州のロックアウェイに住むメリッサ・ビタールさん(49)がマウントオリーブ警察にやってきました。彼女は飲酒運転で逮捕された知人の男性を連れてきた、と言います。知人男性というのはワシントン州に住むロバート・ウルフ(45)。彼はルート46を運転していた際に酒気帯び運転の検査に引っかかった後、警察へ出頭するのに交通手段がなかったのでメリッサに電話して連れてきてもらったそうです。
◼️ちょっと待て、お前もなんか怪しくないか
ところが、連れてきたというメリッサもどうやら怪しい様子。警察が彼女に飲酒のチェックをすると、たちどころに飲酒していたことが発覚、彼女もその場で逮捕となりました。
今週の水曜日現在では、メリッサやロバートが弁護士を雇ったかどうかまではわかっていない、とのことでした。
ほんとやれやれって感じですね。やばい時こそちゃんとした友人に頼もうねっていう。
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<ネタ元:Police: Woman drove drunk to pick up man charged with DWI>
By ono
■懲りない酔っぱらい
ポーランドからのニュース。死んだと思われる男性が死体安置所で生き返り大騒ぎという出来事がありました。
事件があったのはカミエンナ・グラ、ポーランド南西部のチェコとの国境に近い町です。カミールさんという名前の男性(25歳)が先日、パブでお酒を飲んでいた時のことでした。あまりに強いお酒、ウォッカを何杯も飲んでいたカミールさんは急に倒れ、救急車で病院へと運ばれました。しかし、病院では手当の甲斐もなく、カミールさんは死亡と診断されてしまいます。そのまま彼は死体安置所へと運ばれて行ったのでした。御愁傷様です。
■深夜に変な物音が
ところが、その日の深夜のこと。病院の警備員が死体安置所から変な音が聞こえているのに気づきました。びくびくしながら安置所へ向かった警備員がそーっとドアを開けると、そこには先ほど死亡と診断されたはずのカミールさんが。素っ裸で立っているのです。彼は警備員にこう言ったそうです。
「毛布をいただけませんか」
寒かったんでしょうね。警備員によってすぐに警察が呼ばれ、何が起きたのか調べられました。医師の診断が再度行われた結果、とにかく彼の心臓は動いており、体調も正常なことからカミールさんは病院から帰っても良いことになったのです。彼は先ほどまで飲んでいたというパブへ帰って行ったんだとか。迎え酒でしょうか、懲りない人です。
■ウォッカは危険?
ちなみに、昨年の12月にはロシアでも似たような事件がありました。やはりウォッカを飲み過ぎた男性が倒れ、病院に運ばれ死亡が確認されたのですが、死体安置所で生き返り、九死に一生を得たそうです。ウォッカ危ないわー。飲み会がやたらと増える12月、皆さんもお気をつけ下さいませー!
関連:ドナー登録者が手術中に突然生き返る
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<ネタ元:Man wakes up in morgue after ‘dying’ on night out>
By ono
■あんなところに人が寝ているわ!
季節外れのサンタ・・・ではなさそうだね。というわけで、イギリスからのニュース。地上23メートルという恐ろしい場所で寝入ってしまった酔っぱらいが救出されたそうですよ。
事件が起きたのはイギリスのケンブリッジにあるショッピングモールのアーケード。先週の土曜日の朝、アーケードにかかるガラスの屋根の上に人が寝ているのが発見され、すぐに消防へと通報が入りました。それが上の写真↑です。
■仕事が決まって嬉しくて・・・
寝ていたのはアイザック・ムーアさん27歳。ムーアさんは救助された後、「公的不法妨害」という罪で告発されました。彼は初め、自分の罪を認めていなかったのですが、警察の調べに対し、最後には
「はい、自分です。あそこの屋根の上で見つけられたのは私です。」と自分の行為を認めたそうです。ただ、逮捕というのは警察があまりに過剰に反応し過ぎだ、とも主張しています。
警察の調べによれば、ムーアさんはこの日、仕事が新しく決まったのでそれを祝って飲みに出掛けたそうです。ただし、あまりに飲み過ぎてしまい、途中からは記憶が飛んでいるんだとか。わかっている範囲では、6パイント(3.4リットル)ほどビールを飲んでいたとのことです。ちなみにビール中ジョッキをだいたい300ccとすると、約11杯分!どうなってんだこの人のお腹。
どうやってこのガラスの屋根によじ上ったのかというと、モールに入っている銀行の外にあった非常階段を上っていったようです。ムーアさんが発見されてからは、ガラスが割れたり人が落ちて来たりという危険があるため、モール内にある11のお店からは店員や客が避難するはめになりました。
■彼は何も覚えていません
彼を担当している弁護士はこうコメント。
「彼は今非常にきまりが悪く、自分の行いを恥じています。もちろん、彼がその場にいた人々やレスキューの方々にかけた迷惑をいまさら無くすことはできません。けれども彼は飲み過ぎてしまい、何も覚えていないのです。」
さて、予定では本日の午後にこの件での判決が彼に言い渡される予定なのですが、記事がここで終わっているため、彼がどうなったのかはわかりません。ま、多くの人が迷惑を被った、という意味では無罪放免とは行かないかもしれませんね。飲み過ぎには要注意なのです。
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<ネタ元:Man gets new job, drinks six pints, wakes up on 75ft high glass roof>
By ono
■2490億ドルという金額
お酒って怖いよね。というわけでアメリカからのニュース。お酒の飲み過ぎによる二日酔いはアメリカの経済に巨大な損失を与えている、という報告が話題を呼んでいます。
今回の発表をしたのは米国疾病管理予防センター(CDC)。この報告によりますと、過度の飲酒により翌日の職場の生産性や健康問題がアメリカ経済に与えた損失は年間2490億ドル(約30兆円!)にもなるんだそうですよ!
■仕事を休んだり事故を起こしたり、死亡したり・・・
ちなみにこの報告は2010年の数値を計算したもので、アメリカ人の不摂生な飲酒ー一般的に男性の場合は5杯以上のアルコール、女性の場合は4杯以上ーから引き起こされる様々な弊害は職場の長期的な欠席、生産性の低下、自動車事故、火事、物的損害や死亡事故の原因となっており、こうした損害は政府がかぶる損失の77%を占めているのだそうです。また、こうしたお酒の飲み過ぎによる損失は、2235億ドルだった2006年のそれと比べて大幅に増加しているのです。
米国疾病管理予防センター(CDC)のアルコール問題の研究者であるロバート・ブルーワー博士は、この件についてこうコメントしています。
「2006年から2010年にかけては、激しい景気の悪化を受けて、過度に飲酒費用が増大したことが関係していると思います。」とのこと。
リーマン・ショック(2008年)で景気が急激に悪くなり、ストレスなどからお酒を飲む人が増えたことが一つの原因だ、ということのようですね。
「効果的な防止戦略は様々な州やコミュニティで過度の飲酒などを抑えることが可能ですが、まだそれほど効果を上げていません。」
それにしても二日酔いが30兆円の損失ですか・・・。日本の国家予算が96兆円であることを考えますと、これがいかに巨額なのかがわかろうというものです。もちろんみんながお酒を飲むことによって飲食業界や飲料メーカーは潤っているんでしょうけど、それ以上に損失の方が大きいと。関係ないけど、今回出て来たブルーワー博士、自分の名前が醸造会社(Brewer)っていう意味なのが一番面白かったかもね!
<ネタ元:CDC: Hangovers cost U.S. economy $249 billion in 2010>
By ono
あれあれ前回の記事からずいぶん空いてしまいました!気を取り直して頑張ります。
■「馬が道を知ってるから」
というわけで、間違ってないと言えば間違ってないという。アメリカはルイジアナ州からのニュースです。泥酔した男性が馬に乗って家に帰る途中警察に捕まったのですが、「馬が道を知っているから問題ないじゃないか」と主張しているそうです。
事件が起きたのは9月15日火曜日の夜。ルイジアナ州のリビングストンにおいて、ハイウェイを馬に乗っている男がどうも様子がおかしいという通報が警察に入りました。警官が現場へと駆けつけると、16号線を馬に乗って歩いている男性が確かにいるのですが、どうやら泥酔している様子。すぐに馬を停めさせ、事情を聴取することになりました。
■こっちの方が安全なのに
男の名前はジェイク・ウィリアムズ。どうやら専用の運搬車に馬を乗せた車でデナム・スプリングスにあるカクテルバーへと向かったのですが、すっかり酔ってしまい、このままでは運転できないので馬で帰るしかないと思った、と述べたそうです。警察ではジェイクを”公共の場での飲酒による治安妨害”で逮捕。飲酒した状態では馬に乗ってはいけないことも説明したそうです。とりあえず彼の家族が呼ばれ、彼と馬のシュガーを家に連れて帰るように伝えられました。
しかし、これに納得がいかないのがジェイクさん。
「少し飲み過ぎたなあって時には、普通馬に乗るでしょう?そっちの方が絶対安全ですよ。馬は帰り道をちゃんと知ってるんだからね。」だそうです。
うん、確かに。飼いならされた馬なら、「後はよろしく」で家まで確実に連れて行ってくれるでしょう。まさに自動運転。ただし、アメリカでも飲酒しての乗馬は違法となっておりますので、やっぱりだめです。ジェイクさん自身も、
「お酒を飲んだ時の乗馬は控えるよ」と語りました。
■馬は軽車両?
あまり知られていませんが、日本だと自転車やリヤカー、牛、馬などは軽車両という分類になり、道路を走行することが許可されています。つまり、お酒に酔って馬に乗ると飲酒運転と見なされるのですねー。あと、マメですけど、馬にお酒を飲ませると「整備不良」で違法になるとのことです。飲酒時の乗馬が違法なのはアメリカも同じ。まあ昔は車代わりだったわけですから納得ですね・・・。
<ネタ元:Man ticketed for drunken ride: ‘Horse knows the way home’>