11月

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1年以上も海底に沈んでいたカメラ、google+で持ち主が見つかった!

By ono   2011年11月30日



■海に沈んだ思い出の写真
 SDカードのデータって意外と強いのね。というわけでカナダはブリティッシュコロンビアからのニュース。海の底で偶然見つけたカメラの持ち主がSNSを使ったらあっという間にわかっちゃったという出来事が話題を呼んでいます。
 カメラを海底でみつけたのはスキューバダイビングをしていた野生カメラマン、マーカス・トンプソンさんでした。そこで偶然↑のカメラにでくわしたのです。カメラはキヤノンのEOS-1000D。国内ではEOS-Fとして発売されたモデルです。ちなみにEOS-FはEOS-Kiss-x4の廉価版です。
 まるで遺跡から出土でもしたかのようなこのカメラ、SDカードを抜いて調べてみると、なんと中から持ち主とその家族が写っていると思われる50枚ほどの写真データが発見できたのです。

■グーグルプラスの威力?あっという間に問題解決
 マーカスさんはなんとかしてこのカメラを持ち主の元へ返してあげたいと考えました。そこで、彼の自分のgoogle+のページを使って人々に呼びかけてみたのです。ちなみにgoogle+はグーグルが今年の6月に始めたばかりのサービスで、今流行りのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。(彼のページはこちら
 すごいもので、彼が写真を公開すると、あっという間に写真に数千件のコメントが寄せられてきました。様々な情報が集まる中、最終的に写真に写っている人の友人だというブリティッシュ・コロンビアに住む消防士の方からメールが届きました。聞けば、持ち主は2010年の8月にカメラを海に落としたらしく、マーカスさんが発見するまで1年以上も海水に浸かっていたのですね。よくデータが無事だったものです。

 これでカメラが動いちゃったりしたら神ですが、さすがにご覧のとおり、カメラは完全に壊れてしまっていたそうです。SDカードはつくりがシンプルなので実は壊れづらいという情報もあり、水に落ちてもすぐにはあきらめないほうがいいかもね。それにしても恐るべしグーグルのネットワーク。…まさかgoogle+のステルスキャンペーンの一環じゃないよなと勘ぐってしまうほどいいお話なのでした。

<ネタ元:newslite.tv


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