お家のクリーニングを依頼されたルイさん、住所を間違え他人の家を勝手にクリーニング
小遣い稼ぎで始めた仕事
とりあえず許してもらえたんで大丈夫じゃないかしら。というわけでアメリカはニュージャージー州からのニュース。家のクリーニングのバイトを始めたルイさんが住所を間違え見ず知らずの他人の家を勝手にクリーニングしてしまうというトラブルがありました。
この男性はルイ・アンジェリーノさん27歳。彼はお酒屋さんで働いているのですが、もう少し収入を増やしたいと考え、家の清掃業務を始めました。主に知人から依頼してもらい、家を空けてる間にお邪魔して清掃をする、というものです。
そこは俺ん家じゃない!
ルイさんは先日、チェリーヒルに住んでいる知人のマークさんから清掃の依頼を受けました。彼は言われた通りの住所へ出かけ、玄関マットの下から鍵を見つけると、家へ入り、掃除を始めたのです。
2時間半、十分に家の中を綺麗にしたルイさんは家の中にいたネコと遊びながら、マークさんに電話しました。
「今、清掃の方終わったから。リビングでネコと遊びながら帰宅を待ってるよ。」
「ルイ、僕はネコを飼ってないよ。」
「えぇっ!!」
ルイさんは「その瞬間、私は凍りつきましたよ。”じゃあ自分は今どこにいる?何が起きた?”ってなったんだ。」と思ったそうです。落ち着いてよくよくマークさんと話をしたところ、どうやら彼は住所をメモした時に番地が一桁ずれていたことがわかりました。全然違う家に来て、たまたま偶然鍵を見つけて勝手に掃除をしてしまったのです。
あの人はクリーニングの妖精だわ
原因はわかりましたが、間違って入ったお宅の方には主人がいつ帰ってくるかわかりません。ルイさんは謝罪のメモを残すと鍵を元どおりにして退散。
さて、この家の持ち主はモッツェルご夫妻。後日インタビューを受けた妻のベスさんはこうコメント。
「先に帰ってきた旦那は電話で言ったの。”信じられないだろうが、誰かが勝手に私たちの家に押し入って、家の中を綺麗に掃除して行ったようなんだ”って。
家に帰って、トムと私はいつまでも笑ってたわ。彼は全部やって行ってくれてたの。ネコの汚したところをキレイにして、餌もやってくれたし、汚れを全部綺麗に拭いて行ってくれた。あの人は本当に”クリーニングの妖精”ね。」
サービス名も「クリーニングフェアリー」に
書置きのメモで丁寧に謝ったルイさんですが、この後ルイさんは「クリーニングの妖精」という名前をいたく気に入りまして、彼のクリーニングサービスの名前も「クリーニングフェアリー」と名付けました。現在、宣伝用のTシャツを作るのにクラウドファンディングに登録中だそうです。
それにしても、登場人物みんな良い人でよかったなあ。あと、アメリカの映画でよくドアマットの下から鍵を見つけて人の家に侵入するシーンとか観ますけど、ほんとにドアマットに隠す人いるんだね!危なくない?そこだけは気をつけたほうが良いと思う!
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家の人は丁寧に断ったそうです。
<ネタ元:New Jersey house cleaner accidentally breaks into wrong home, cleans up>
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