By ono
■パパ、久しぶりの誕生日
うるう年ならではの珍事。パパと息子が11歳で同い年になったとして話題になっております。イギリスからのニュース。
やれやれといった顔をしているのはパパのジェームズさん。横で笑っているのが息子のシーマス君です。ジェームズさんは44年前の1968年2月29日生まれ。4年に一度しか誕生日がやってこないので今日でようやく11歳ってわけです。誕生日がそんな日だったらあんまり良いことないんじゃないかと思いますが、子供の頃はこれが都合良かったりするんだそうで、
「男の子ってさ、バースデイ・バンプスとかバースデイ・ビートが好きだろ?」
ちなみにバースデイ・バンプスとは何種類かあるのですが、私が知っているのは、誕生日の子の両手両足をつかんで胴上げのようにバタバタするのを年の数だけやるというもの。おっかないですよね。バースデイ・ビートは名前の通り誕生日の子が年の数だけ叩かれるという遊び(か?)です。で、ジェームズお父さんはこれがいやだったので…
「2月28日になると”明日は僕の誕生日だ”って言ってね。3月1日になると”僕の誕生日は昨日だったよ”ってやるわけです。」
■一足先に11歳
不思議なことに息子のシーマス君は2001年2月28日生まれ。ということは…?
「シーマスは、私より数時間前に先に11歳になって喜んでるんですよ。それをあいつは学校中の友人に話して笑いをとってるんだ。」
数時間だけ、シーマス君がお父さんより年上になってしまったわけですね。ま、来年からは確実にパパの方が年下になっていくわけですが…(笑)なんか微笑ましくて良いと思います。
ちなみにイギリスなどではうるう年の2月29日は女性が男性にプロポーズしてもいい日として知られています。煮え切らない彼氏にいらつくあなたのための日といっても良いでしょう。応援してますよー!
<ネタ元:Metro.co.uk>
By ono
■逃げ切れませんでした
えーと、おバカな強盗や泥棒事件には大別して2種類あると思われ、
1)泥棒自身が決定的にヘマをやった例
2)盗みに入った家(または店)が悪かった例
に別れると思います。1)だと、「逃走用にと実名でタクシーを呼んだ強盗、当然のように捕まる」とかね。2)は結構事例が少ないですが、「おばあちゃんを襲うもフライパンで返り討ちに」みたいに相手が悪かったという。で、今回は2)のようです。マラソンランナーの家に盗みに行った泥棒が走って逃げたのですが…というニュース。アメリカはフロリダ州から。
事件が起きたのは先週の木曜午前2時、フロリダ州ネープルズでのことでした。寝ている子供を見回りに来ていたベッツィ・スティブラーさん(41)は、外で不審な男が自分の父親の車の中に侵入しているのを発見したのです。彼女はすぐに携帯から911に電話を入れると、この泥棒に立ち向かうことに決めました。
■急いだ方がいいわよ
着の身着のまま外へ出て行った時を振り返って、本人はこうコメントしています。
「私は強盗に言ったんです。”やめた方がいいわよ。もうすぐ警察が来るわ。逃げるつもりだったら、早くした方がいいわ。3マイル以上は逃げないとね。だって私ランナーだから。”って。」
この泥棒は後にロイ・ウェイン・ハンセン(21)と判明しています。ロイはベッツィさんの警告を受け、猛ダッシュでその場から逃げ去り、ベッツィさんは泥棒との追いかけっこをすることに決めたのでした。サンダル履きだったので彼女は裸足になって走り始めます。
結局、2ブロック程走った所でベッツィさんは犯人を捕まえることに成功。警察が到着するまで男を捕まえておいたそうです。ロイは逮捕され、強盗の容疑を現在受けています。彼女の父は、娘が強盗を追い詰めたことにはそれほど驚かないとしつつ、こうコメントしています。
「私は心配しましたよ。あの子がすぐに男を捕まえるのはいいが、男は凶暴かもしれない、と不安でね。」
さてランナーだと言うベッツィさんは今でも現役で、昨年だけでも5つのレースに出走しているとのことでした。最後に彼女のコメントを。
「いつもだったらあんな夜中に走ったりはしないわ。それに、コンクリや玉石の上を裸足で走ったりもね。おかげで足がとても傷ついたわ。
…ベッツィさん格好いい!だいたい泥棒に面と向かって”急いだ方がいいわよ”って言い放つ度胸に惚れそうです。危険を考えたら警察に通報した後はだまって家の中から見ていれば良いわけですしね。3児の母ともなるとこれくらい肝が据えるものなのかしら…?一応ニュースの映像もご紹介。
<ネタ元:naplesnews.com>
By ono
4日間ほど出かけておりました。ブログぶん投げっぱなしでごめんなさい。
明日から再び更新開始します!
By ono
■道路がブッツリ終わってた
すごいなー中国の人たち。というわけで中国は福州からのニュース。建設中の道路に注意標識が全くなかったせいで車が転落するという事故が起きました。
事件が起きたのは中国南部にある福州の福建行政区。建設途中だった、地上から12mの高さにある道路を車が走って行きました。道路には警告標識もなければ、車が侵入できないようにするバリアのようなものもまったく設置していなかったそうです。車はそのまま走っていくと道路がブツリと途切れているところからダイビング。そのまま真下の地面にたたきつけられました。
■どういうわけか奇跡の生還
…ところが。ぐしゃりと潰れてしまった日産サルーンからはよろめきながらドライバーと二人の女性が這い出してきたのです。現場で目撃したひとは度肝を抜かれました。彼らは結局軽い擦り傷だけで、大した怪我を負わずに済んだのでした。現場で車が転落する瞬間を目撃したというワンさんはこうコメントしています。
「私は車がきっと止まると思っていたのに、そのまま飛び出して行ってしまいました。それにしても彼らが生きているなんて、本当に運が良かったと思います。」
管理人もそう思います。↑の写真を見てドライバーが無事で済んでると思う人はまずいませんよね。現場の写真をもう一枚ご紹介。
…。しかし、ワンさんじゃないけどこの車の人よく怪我ひとつ負わなかったものです。福州の人たちは頑丈なつくりなのか、日産サルーンのエアバッグがすごい高性能だったのか。飛び出した瞬間はきっと映画「TAXI」みたいになってたんだろうなー。ご無事で何より。
<ネタ元:croatiantimes.com>
By ono
■それは火事場の馬鹿力
人間ってすごいよね。というわけで、アメリカはミシガン州からのニュース。事故で車の下敷きになったおじいちゃんを助けるため、とっさに車を持ち上げた少年が話題になっています。
事件が起きたのは先週の土曜日、ミシガン州モンローのアイダ居住区でした。オースティン・スミス君(15)はおじいちゃんのアーネストさんといっしょに1991年モデルのビュイックを整備していました。ところが、車を載せていたコンクリートブロックが崩れ、車が下に落ちてしまったのです。ちょうどその時車の下にいたアーネストさんは身動きがとれなくなってしまいました。
「僕はとても怖かったです。どうしていいかわからなかったんです。」とオースティン君はコメントしています。
しかし、彼はただ見ているだけではありませんでした。すかさず車のフロントに手をかけると、思い切り力を込めて持ち上げたのです。車体が持ち上がった隙にアーネストさんは這い出し、無事に逃げることができました。この時を振り返り、彼は
「きっとアドレナリンがたくさん出ていたんだよね。だからね、もう2度とできないと思う。」とのことです。
アーネストさんは顔に切り傷、助骨と眼窩に骨折の重症を負いましたが、オースティン君のお陰で命に別状はありませんでした。
「あの子がいてくれて本当に神様に感謝しているよ。家にいたのが私とあの子の祖母だけだったら、きっと助かっていなかったろうからね。」
ちなみに車の重量は2000ポンド、907キロ。そんなものを15歳の少年が火事場のバカ力とはいえ持ちあげてしまうんだから、すごいものだと思います。関係ないけど馬鹿力をバカ力って書くと一瞬「ばかか」に空目してしまいます。とりあえずアドレナリンは愛情で出るんだってことはわかった。
<ネタ元:UPI.com>