By ono
■あえてバカバカしいデザインでチャレンジ
意外といい加減なもんなんだなー。というわけでイギリスからのニュース。自分の写真を入れて勝手に作った切手を貼り、手紙を出しまくっていた男性が明らかになっています。
さて、この男性はアンガス・マクドナーさん64歳。自らを「アナーキスト・フィレイトリスト(無政府主義の切手研究家)」と自称しています。彼は↑写真のような自分のお手製による切手を勝手に作り、それを貼って世界中に手紙を出した、と主張しています。
「はじめのうちは、できるだけばかばかしくしようと思ってね。それで口ひげに眼帯をつけた顔にしていたんだよ。」
■E-メールに対する抗議
なぜこんなことをしているのかというメディアの質問に対し、アンガスさんはこう答えました。
「ちょっとした抗議のつもりで始めたんだ。手紙がなんでもかんでもオンラインに変わっていって、切手が消えていくんじゃないかって思ったからね。最近は女王の肖像画も切手に出てこなくなったでしょう。私が代わりに顔を出していかなくちゃいけないって感じたんだよね。」
そして、彼が勝手に作った「俺切手」を貼ったら、意外なことにちゃんと消印が押され、手紙が届いちゃったのです。
「続けているうちに、だんだん切手もバカバカしいデザインになっていったよ。でも、そんなバカな切手もずっと気付かれずにいちゃったんだけどね。」
そして、知らないうちに彼のオリジナル切手はどんどん種類が増えていきました。「あべこべの日」などてきとうな記念切手を作ったこともあります。
アンガス・マクドナーさん
■ロイヤルメール「それは違法です」
すでに100通ほどの手紙を送ったというアンガスさん。遠くはオーストラリアまで届いたのですが、戻って来た手紙はわずか一通だけ。
ただし、イギリスの郵便局であるロイヤル・メールでは偽造した切手を使用するのは犯罪である、と釘を刺しています。広報担当の発表では、
「全英で正式な切手を使用している2900万の家庭と企業を代表する立場の我々としては、彼らの健全性を確保するためにも、しかるべき処置をとるつもりです。」とのこと。
でも作り物の切手と気づかずに消印を押しちゃったロイヤルメールにも責任はなくもないと言えないですよね。ちなみに日本の場合は切手に特殊な加工が施されており、機械で検知できるようになっているそうです。イギリスだとまだそこまで行ってないのかな?今後彼の切手への対応がどうなるのか、ちょっと気になりますね。まあ、記念切手の数だって山ほどあるんでしょうし、目視だけだと職員さんも大変だろうねえ…
<ネタ元:Royal fail: ‘Anarchist’ creates freepost system by putting his own face on stamps>
By ono
■ビールがまだ冷蔵庫に
とても危険ですよ。というわけでアメリカはジョージア州からのニュース。火事で一刻を争うって時にビールを取りに家に戻って行った男性が話題になっておりますよ。
写真の男性はウォルター・サーピットさん。先週の木曜日、ジョージア州コロンバスに住んでいる彼の自宅が火災に遭いました。ABCニュースによれば、ウォルターさんは当時自宅でテレビを見ていたのですが、部屋が急に煙でひどくなったので、一緒にいた大人と子供たちを連れて家から逃げ出しました。後で調べたところ、火災の原因は新しく買った温水器ではないかと考えられています。
さて、家族全員が無事なのを確認すると、突然ウォルターさんは思い出したかのように言いました。
「・・・あっ、冷蔵庫にビールが入ったままだ!取ってこなくちゃ!」
■燃えさかる家へ決死の突撃
彼は突然家に向かって走り出したのでした。大切なビールを救出するために。
大切なビール。ちなみに銘柄はバドライト。
当時のことを振り返って、彼はこうコメントしています。
「大人たちに、まず子供を家から連れ出せって言ったんですよ。それで、私、アルコール中毒なもんだから、ビールを取りに行かなくちゃってなったんですよね。燃えてましたよ、家。バックドラフト現象とかで、ドアが倒れかかってきてね。死ぬかと思った。」
そして彼がどうにかビールを救い出した直後に家は焼け落ちたのでした。いやーほんと無事で良かったですね!
つーかビールのために命かけちゃうってどうなのあなた。たいした値段でもないし、そもそも熱でぬるくなってて美味しくないと思うのね!これで死んじゃったらダーウィン賞間違いなしだったでしょうけど、とりあえずまだまだ美味いビールが楽しめそうです。ウォルターさん最高。
WTVM.com-Columbus, GA News Weather
事件のニュース映像より
<ネタ元:Man enters burning house to rescue beer>
By ono
■「あ、けっこうかわいいかも」
男ってほんとにバカ…。というわけで、スイスからのニュース。最近盗まれた携帯の犯人が判明したのですが、あまりに自分好みだったので「デートしてくれたら返さなくてもいい」とメッセージを送っている男性がいるそうです。
この男性はスイスの学生、ニクラウス・クネヒトさん(24)。彼は今年のはじめころ、チューリッヒで電車に乗っていました。睡魔に負けて転寝をしていたところ、起きてみたらスマホが無くなっていました。
■勝手にアップされる女性の写真
ところが、その持ち主はすぐに判明しました。クネヒトさんのdropboxの中に、ある日突然若いモロッコ人女性の写真(↑)がアップロードされ始めたのです。クネヒトさんの携帯は自動的に写真をdropboxに投げ込む「カメラアップロード機能」がオンになっていたのですね。けれども、自分の盗まれた携帯を使っている憎むべき相手なのに、彼は写真を見てこう思ったのです。
「このこ、可愛いな!何だか好きになっちゃったよ!」
現時点でこの女性についてわかっているのは、どうやらモロッコに住んでいるらしいということだけ。彼はフェイスブックにもグループを作り、どうにか彼女を探し出してメッセージを送れないかと考えました。もう携帯のことなんていいから、デートしてほしいと強く願っているのですね。
「僕は彼女が誰なのかが本当に知りたいんだ。彼女に会いたいよ。そのためにモロッコへ行く準備だってできているんだ。」
■悪いのは彼女じゃないと思っているよ
彼女が盗まれたスマホを持っていることに関しては、
「どうやって僕の携帯が彼女に渡ることになったのか、面白いと思うんだ。僕は彼女が窃盗犯とは無関係だったんじゃないかと確信しているよ。」
自宅や公演、ビーチなどでくつろぐ謎の女性の写真。クネヒトさんはもう彼女のことで頭がいっぱいなんですね。
「彼女に会えたら、本当に素晴らしいことだと思う。もちろん、彼女にはそのまま形態を持っていてもらっていいと考えているんだ。」
笑顔が素敵ですね
まったく、男ってのは夢見がちっていうか…。もしもメッセージが届いたとしても返信が「えー、私の写真ずっと見てたんですか?マジでキモいんですけど」じゃないことを祈るばかりです。
<ネタ元:Student who had phone stolen says new owner can keep it – if she goes out with him>
By ono
podcastの更新が月一になってしまっています・・・!マーサもなかなか忙しいようで、3人そろいません。そんな中ちょっと疲れ気味のおっさん2人が元気にお届け。よろしければぜひ、podcast#153、いってみましょうっ
・新婚旅行で妻を忘れて行った男
・天気がよすぎるので学校を休みにした校長
・あまりに怖さに警察が出てきた家とは
パーソナリティ:オノ、トミノ(約14分40秒)
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※ケロログの不具合が未だに解消しておらず、現在、がらくたpodcast#132より前の音源は非常に聞きづらい状況となっております。
※ケロログの容量がいっぱいになってしまったため、第1回〜第40回の音源を削除しています。ご了承くださいませ。
By ono
■サーフボードにサメが食らいつく
恐ろしい男だね!というわけでハワイからのニュース。タイトルの通り、サメをグーパンで撃退した男が話題です。
この男性はジェフ・ホートンさん(25)。彼は先週の日曜日、キラウェアに近いピラズ・ビーチで友人達と一緒にサーフィンを楽しんでいました。天気も良く、いい感じの波だったそうです。
サーフィンを初めて20分が過ぎたころ、ジェフさんは海面にこちらへ向かってくる黒い影を見つけました。最初はエイか何かだと思ったそうです。
「そいつは、一直線にこちらへ向かって進んできたんだよ。」
ところが、近づいてきた影はどう見てもサメ。ものすごい勢いで左足へ向かって突っ込んできます。ジェフさんはとっさにボードの上へら足を上げたのですが、その瞬間、サメはサーフボードへバリバリと噛みついてきたのです。衝突のショックで彼は海へと振り落されてしまいました。
■”Do or Die!!”
ジェフさんは水中でよろめきながらも、なんとかサメの背びれにつかみ、よじ登ることに成功します。泳いでも逃げ切れないと判断した彼は、意を決してサメへ攻撃することにしました。
「やらなきゃ殺られる、って思ったんだ。必死で何発もサメにパンチを打ち込んだよ。8発ぐらい当てたかな。最後の最後、奴の目にいいのが入ったんだよね。
思いっきり目を殴られたサメは噛みついていたサーフボードを吐き出すと、逃げていきました。ジェフさんは急いでボードの上に乗ると、パドリングをして岸までたどり着くことができたのです。サメはもう2度と攻撃してきませんでした。
幸い怪我もなく無事でしたが、サメのザラザラな肌をこすったせいでいくつかの軽い傷を負ったようです。で、こちらがそのボード。サメの噛みついた跡が生々しく残っております。
くっきり!ジェフさんはこのボードはもう使わず、家の壁に飾ることに決めた、とコメントしました。翌日の月曜日も良い天気だったので普通にサーフィンを楽しんだとか。タフだなあこの人。
いやー、サメにグーでパンチですか。究極のピンチの時に冷静でいられる人ってすごいなあと感心します。あ、いま思いついたんだけど、サメの着ぐるみ着てサーフィンしてたら、仲間だと思って攻撃してこないんじゃ…
ダメかなあ…
<ネタ元:Man fights off shark>