By ono
■新婚初夜直後の朝
化粧は差し引いて考えませんと・・・というわけで、アルジェリアからのニュース。結婚した後初めてすっぴんの奥様を見た男性がショックを受けたとして法廷に訴える事件が発生しております。
名前の明らかになっていないこの男性は、アルジェリアの首都アルジェ在住。先日愛する女性と結婚式を挙げたばかりのこの方は、結婚初日の朝、化粧を落とした花嫁を見て、最初誰だかわからず「アパートに押し入った泥棒だと思った」と述べています。化粧とすっぴんの差があまりにも激しかったので本人と確認することすらできなかったというのですね。
■僕は騙されたんだ
そんな女性の姿にショックを受けたと言って、男性は女性を法廷で訴えてしまいました。法廷で男性はこう述べています。
「彼女は付き合っている間ずっとメイクで顔を覆うことで、僕のことを欺いていたんです。あんなに魅力的な人だと思っていたのに、朝見たときに誰かが家に押し入ったと思ってとても怖かった。」ですと。
彼は精神的に受けたダメージの代償として2万ドル(約250万円)の損害賠償を要求しています。さて、すっぴんでびっくりしたというダメージの代償としてこれは高いのか安いのか・・・。女性の方のコメントも聞いてみたいところです。どっちにせよ、年齢と共に容姿は衰えていくわけですし、見た目重視で結婚しちゃうといつかはこうなるのかもよ。
<ネタ元:Groom sues bride for not looking pretty without make-up>
By ono
■「想像以上にひどかった」
何も死ぬことないじゃん・・・!?というわけで中国からのニュースです。初めて会った花嫁にがっかりした男性が投身自殺を試みて救助され、話題になっております。
事件が起きたのは河北省の十堰(じゅうえん)市、問題の男性は花婿のカン・フーさんです。↑上の写真は彼が投身自殺の後居合わせた人たちに救助されたところです。カンさんはこう述べています。
「今回のことは残念です。私が花嫁を目にした時、彼女の容姿は私が期待したものではありませんでした。想像以上にひどかったのです。」
それで近くの川に投身自殺、と。どれほど花嫁の容姿がひどかったのか、というかどれだけ花嫁の美貌に期待していたのか・・・。
■顔を知らずの結婚式
実は、今回の結婚式はお見合い結婚だったのですが、お互いが一度も会うことの無いまま挙式が行われたため、2人が初めて顔を会わせたのが結婚式だったのです。それで、初めて見た花嫁の容姿に驚いたカンさんは相手に対し「ブサイクすぎる!」と言ってしまいました。その後、自分の言動がやはり失礼だったとして彼は花嫁や周囲の人間に謝ったのですが、結婚式自体は彼の申し出で取り消しとなったのでした。彼が川に身を投げたのはその数時間後です。うつ伏せになって川に浮いているところを発見されたのです。目撃者のクアン・ツイ氏はこうコメント。
「最初、彼は意識不明でした。本当に死んでいると思いましたよ。」
カンさんはすぐに病院に搬送されたのですが、無事に回復し、現在は安定した状態にあるとのことです。
見たことない花嫁に期待だけが膨らんでいって・・・みたいなことなんでしょうか。ラジオのパーソナリティをしている女性の声に惚れ込んで、実際に本人を見たら容姿は普通でガッカリしたみたいな話はよく聞く訳ですが、人間の想像(妄想)は思ったよりも遥か高見をイメージしてしまうということは覚えておかないといけませんね。ましてや出会い系なんてねえ・・・
<ネタ元:Groom tries to ‘drown himself after seeing ugly bride for the first time’>
By ono
■ビーチを走る素敵な男性
恋は積極的が一番なのかなあ。といわけで、ニュージーランドからのニュース。一目惚れした男性が忘れられず、デカデカと看板を作って本人を捜した女性が、うまいこといったようですよ。
さて、↑上の写真が例の看板なのですが、これはサラさんという女性が書いたもの。スコットランドに住んでいる彼女は、先日旅行でニュージーランドのピクトンへとやって来たバックパッカーです。たまたま立ち寄ったビーチで彼女は素敵な男性を見つけ、一目惚れしてしまいました。
■この看板に気づくかしら
何日かピクトンに滞在したサラさん、この広い街でどうにかして先日の男性に会いたいと願ったのですがいつまでもいる訳にはいきません。ついに「自分からサインを出すしかない!」と決心、看板を作ることに決めた訳です。犬(ラブラドールレトリバー)と走る男性のイラストを書くと、彼女はこうメッセージを記しました。
「これ(イラストの人)はあなたかしら?私は先日の金曜日、芝生に座っていたらあなたを見たの。あなたは犬と遊んでたわ。・・・万が一、あなたが独り者ならば、一緒にコーヒー、それとも散歩、つきあってもらえませんか?
今度の火曜日、午後1時から1時30分まで、芝生に座って海を見ています。またここへ、走りに来てくれるでしょうか?」
と、いうもの。さてこの看板が街の人々の目に留まり、一気に噂とともに広がっていきました。いったい彼は誰なのか。地元の新聞やテレビ局までが面白がって探してみたところ、どうやら彼女が見た男性はこの街のカフェで働くウィリアム・スコット・チャルマーズさんだということがわかりました。後で聞いたところ、彼はハウスメイトにそのことを聞かされたらしく、
「(イラストによると)星形のタトゥーにジョニー・ブラボーみたいなリーゼントで、上半身裸にしてラブラドールとジョギングしてる、なんていう男はピクトンには僕しかいないなって思ったんだ。」
■運命の日
というわけで迎えた火曜日。どうなったかと言いますと・・・?
からの・・・?
はい!というわけで無事に出会うことができました。見物人、というか野次馬も多かったようですが、ウィリアムさんは「夕食にでも誘ってみようと思ってる」とコメントしたそうです。めでたしめでたし。
ま、スコットランドとニュージーランド、地球半周分くらいの超遠距離恋愛ですけど、そんなの気にせず楽しくやってほしいものです。こんなことできちゃうポジティブな人がうらやましいなあ。
<ネタ元:Backpacker’s romantic note leads to date>
By ono
■スピード違反の意図
愛はスピードに乗って。というわけでドイツからのニュースです。スピード違反車の取り締まりに使われるオービスの監視カメラを使ってプロポーズした男性が話題になっています。
問題の男性は写真↑の方、クリスティアン・ブライアさんです。彼は現在交際している女性であるアンニャさんにプロポーズをするためにどんな方法がいいのか、最近ずっと悩んでいました。ある日、何かを思いついたブライアさんは、深夜に自宅があるライプチヒの郊外へと車で出かけます。そして、警察がスピード違反車を取り締まるオービスが設置してある交差点へ近づくと、わざとスピードを上げて通過したのです。パシャリ!ブライアさんのスピードに反応したカメラは自動的にフラッシュを焚き、運転席を撮影したのでした。
■幸せの(?)通知
後日、彼の自宅へ先日彼が行ったスピード違反についての通知が届きました。ブライアさんは自宅へ来ていたアンニャさんに封筒を持ってくるよう頼みます。彼女が持ってきた封筒を開けてみると、中には警察の通知書と一緒にこんな写真が入っていたのです。
彼が手に持っている紙に書かれているのは“Willst du mich heiraten?”、「結婚してくれませんか」の意味です。ドイツではオービスに違反者が引っかかった場合、運転者を証明する意味も含めて写真を送付しているのですが、今回はこれを利用した訳ですね。
■もちろん答えは・・・
オービスの前を制限速度ギリギリオーバーで走るのが難しかった、とブライアさんはメディアの取材にコメントしています。今回は制限速度10キロ以内のオーバーだったので罰金は15ユーロ(約2千円)で済みましたが、これが25キロオーバーだと罰金は80ユーロ(約1万円)と5倍になってしまいます。
そんなびっくりプロポーズを受けたアンニャさんはこうコメント。
「結婚については以前から話していたの。でも彼にはクールなプロポーズを考えておいてね、とは言ってあったんです(笑)。はい、もちろん返事はイエスです。」
面白いなー。「結婚して」の横幕を持ってスピード違反ね・・・。オービスをこんなことに使って、と警察の人は怒っていないのかなと思いきや、この写真を見た担当者は怒るどころか逆に協力することに決めたそうで、わざわざ写真をA4サイズに引き延ばして送ってくれたそうです。さすが、わかってるね!
<ネタ元:German man uses speed camera for marriage proposal>
By ono
■その飛行機止まりなさいよ!
これも愛の力がなせる技なんでしょうか。カナダからのニュースです。夫が不倫するのを止めるため、空港の滑走路に入って来た女性が逮捕されております。
事件があったのは先週の日曜日、場所はカナダのハリファックス・スタンフィールド国際空港です。名前の明らかになっていない37歳の女性が10フィート(約3メートル)もあるフェンスをよじ上り、滑走路に進入した所を騎馬警官隊が逮捕しました。
「彼女の意図は、飛行機の離陸を止めることだったようです。彼女はセキュリティ完備で有刺鉄線の貼ってあるフェンスを飛び越えてきたのです。空港スタッフと警官隊は急ぎましたよ。」
■夫が浮気をしているの
どうやら夫が他の女性と浮気をしており、飛行機で会いに行くと思った女性が、その飛行機を飛ばすわけにはいかないと滑走路へ飛び出した形になりました。女性はすぐに取り押さえられましたが、有刺鉄線で軽いけがを負っていたために病院へと運ばれたそうです。
それにしても37歳の一般女性が厳重なセキュリティを施してある空港内に入れてしまうというのはいかがなものか、という批判があるのかないのか、空港のスポークスマンはこうコメント。
「我々は、彼女がセキュリティを素通りできるような隙があるとは全く思っていません。ただ、彼女がフェンスを乗り越えるところは再度監視カメラの映像で確認し、我々がより警備を強固にできるよう検討する余地はあると思います。」
ですよね。ちなみにこの女性の夫ですけど、調べてみたらこの便には乗っていませんでした。彼女の取り越し苦労だったのか、実は別の便に乗り込んでいたか・・・それは誰にもわかりませんね。
<ネタ元:Woman scales barbed wire fence hoping to stop her husband’s plane>