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スピード違反でプロポーズ!オービスの写真を使った斬新なプロポーズが話題に

By ono   2015年1月28日


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■スピード違反の意図
 愛はスピードに乗って。というわけでドイツからのニュースです。スピード違反車の取り締まりに使われるオービスの監視カメラを使ってプロポーズした男性が話題になっています。
 問題の男性は写真↑の方、クリスティアン・ブライアさんです。彼は現在交際している女性であるアンニャさんにプロポーズをするためにどんな方法がいいのか、最近ずっと悩んでいました。ある日、何かを思いついたブライアさんは、深夜に自宅があるライプチヒの郊外へと車で出かけます。そして、警察がスピード違反車を取り締まるオービスが設置してある交差点へ近づくと、わざとスピードを上げて通過したのです。パシャリ!ブライアさんのスピードに反応したカメラは自動的にフラッシュを焚き、運転席を撮影したのでした。

■幸せの(?)通知
 後日、彼の自宅へ先日彼が行ったスピード違反についての通知が届きました。ブライアさんは自宅へ来ていたアンニャさんに封筒を持ってくるよう頼みます。彼女が持ってきた封筒を開けてみると、中には警察の通知書と一緒にこんな写真が入っていたのです。
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 彼が手に持っている紙に書かれているのは“Willst du mich heiraten?”、「結婚してくれませんか」の意味です。ドイツではオービスに違反者が引っかかった場合、運転者を証明する意味も含めて写真を送付しているのですが、今回はこれを利用した訳ですね。

■もちろん答えは・・・
 オービスの前を制限速度ギリギリオーバーで走るのが難しかった、とブライアさんはメディアの取材にコメントしています。今回は制限速度10キロ以内のオーバーだったので罰金は15ユーロ(約2千円)で済みましたが、これが25キロオーバーだと罰金は80ユーロ(約1万円)と5倍になってしまいます。
 そんなびっくりプロポーズを受けたアンニャさんはこうコメント。
「結婚については以前から話していたの。でも彼にはクールなプロポーズを考えておいてね、とは言ってあったんです(笑)。はい、もちろん返事はイエスです。」
 面白いなー。「結婚して」の横幕を持ってスピード違反ね・・・。オービスをこんなことに使って、と警察の人は怒っていないのかなと思いきや、この写真を見た担当者は怒るどころか逆に協力することに決めたそうで、わざわざ写真をA4サイズに引き延ばして送ってくれたそうです。さすが、わかってるね!

<ネタ元:German man uses speed camera for marriage proposal


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