By ono
■馬に踏まれたのが始まりだった
こんなに続く人って珍しいんじゃないだろうか。というわけでイギリスからのニュース。人生を不幸の連続で切り抜けてきた男性の半生がすごすぎると話題になっております。
彼の名前はマイク・ペトコビッチさん。元はBBCのカメラマンとして働いていました。その後、動物好きだったマイクさんは馬を飼っていたのですが、馬同士の交配をしようとした際に跳ね飛ばされ、思い切り踏みつけられてしまいました。これが原因で脊髄を損傷してしまいます。
■ネコを助けようとして大やけど
少しずつ体も回復し、松葉づえで歩けるようになった頃、彼のアパートで火事が起きてしまいました。例によって動物好きのマイクさんは家の中に取り残されている猫を救出しようと燃えさかる部屋の中を歩き回ったのですが、そのせいでひどい火傷を負ったのです。
「家に帰ってきてコンロをつけたんだ。次の瞬間気が付いたら辺りが炎で囲まれていたんだ。」だそうです。彼は救急病院へ搬送される間、3度心肺停止になり、本当に危うく死ぬところでした。
結局住んでいたアパートが燃えてしまったので、彼はアベリストウィスという海辺の町で新しいアパートを見つけ、暮らし始めました。ところが、今度はその住んでいるアパートが何度も激しい嵐や津波にあい、結局3回もアパートを引越しするはめになったのです。
■DJとして
馬に踏まれ背中を痛めてしまったことが原因で、現在彼は車いすでの生活を余儀なくされていますが、ホスピタルラジオのDJとして、頑張っています。ちなみにホスピタルラジオとは、入院している患者の方のために開局している専門のラジオ局のことです。マイクさんは、自分のラジオを聞いてもらい、少しでも多くの患者の方が失った自信を取り戻してもらえれば、と考えているそうです。
うーん、ここまで事故や不幸が続く人って珍しいんじゃないかしら。挫折したり自暴自棄になったり死にたくなったリっていうこともきっとあったと思うんですけど、今の仕事を見つけて、今度は人を元気づける側に回りたいっていうのがいいなーと思う。
<ネタ元:Three floods, a fire and trampled by a horse – is this Britain’s unluckiest man?>
By ono
■降りて、走って、また乗って
さて、地下鉄が駅に着いたら車両から降りて次の駅まで猛ダッシュ、再び同じ電車に乗り込むことができるだろうか・・・?というチャレンジに挑戦した男性が話題となっております。イギリスはロンドンから。
チャレンジャーはジェームズ・ヘプトンストールさん(30)。今回の舞台となったのはロンドン地下鉄。マンション・ハウス駅からキャノン・ストリート駅までの380mを人間と地下鉄が競争することになったのです。
では、その様子をご覧いただきましょう。こちらです。
車両がマンション・ハウス駅に到着。ドアが開くと同時にジェームズさんが猛ダッシュ!
駅を出て次のキャノン・ストリート駅まで走り続けます。
地下鉄は普通に次の駅へ。あの人大丈夫かしらねえ・・・ていう感じの乗客の皆さん。
ジェームズさん、駅の入り口に着きました!
同時に、地下鉄も駅に到着。彼は間に合うのだろうか・・・?
来たーーーー!!
あまりにもハードだったため、搭乗と同時に倒れ込むジェームズさん。自然と周りの乗客からも祝福の拍手が!
・・・というわけで、地下鉄対人間の戦いを制したのはジェームズさんでした。いやーお疲れさまです。ちなみに、ジェームズさんはタッチ・ラグビーの選手。そして、電車内でカメラを回していたのは友人のノエル・キャロルさん。ノエル氏はアーセナルFCのコーチを勤めています。
「スポーツウェアを着ていたことと、頭に変なカメラ(GoProです)を取り付けていたせいで、周りからはおかしな奴に見えたと思います。走っている間、ノエルに後から聞いたのですが、乗客は僕が何をしているのかノエルに聞いてきました。彼が説明したら、たぶん間に合わないだろうねと話していたそうです。でも、僕がギリギリで乗り込んでくると、拍手を送ってくれましたよ。」
また何かこういう企画に挑戦するのかと聞かれると、彼はこう答えました。
「今回の映像がヒットしたら、ちょっと次回も考えてみようかなって思ってるんだ。」とのこと。
今回彼が要した時間はたったの80秒。駅と駅の間は400メートル足らずとはいえ、直線ではない道を走り抜けて、階段も上り下りしなければいけない訳だし、結構大変なチャレンジだったんじゃないかなあ。ジェームズさんの次の挑戦を楽しみにしていますね!
<ネタ元:Commuter races London Underground train – and wins>
By ono
というわけで、ギネスブックの最新版、『ギネスブック2015』が9月10日に発売されましたね。ちょっと紹介が遅くなってしまいましたが、結構今年も面白い記録が多いので一部を紹介してみたいと思います。まずはこちら。
世界一長い舌(ニック・ストーバールさん、アメリカ)
その長さなんと唇から舌の先まで3.97インチ、約10センチです!すごくない!?
上腕二頭筋で押しつぶしたリンゴの数:8個(リンジー・リンドバーグさん、アメリカ)
折り畳んだ腕にリンゴを挟み、力こぶの威力でリンゴを押しつぶすって言う。私一つも割れないわこれ。ちなみにこの女性、ゴム製の湯たんぽを口でふくらませて割ったり、電話帳を2つに引き裂いたりできるそうです。逆らわないようにしたいと思います。
さて、まだまだ続く記録パレード、続きは下からどうぞ!
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By ono
■意外といいお値段です
うわ、細っ!というわけでイギリスからのニュース。イギリスで一番「細い」家が売りに出されるとして話題になっております。
ここは、ロンドン北部のハリンゲー。両隣の家に挟まれ、ベッドルームにキッチン、テラス、バスルームもあるというこのお家、幅はなんと83インチ。210センチしかないのです。畳一枚分くらいですね。10月1日から競売で売られることになっているのですが、お値段は235,000ポンド(約4千万円)以上になるだろうと言われています。
■気違い呼ばわりされるオーナー
さて、この家が建てられたのは1996年。元々は道路だったというこの場所に、とある起業家が建てたものでした。現在のオーナーは取材に応えてこうコメントしてくれました。
「私がこの家を買った時、友人には”気違い沙汰だ”と言われましたよ。でも、この地域で寝泊まりするための家を買いたいっていう人はいるだろうなと私は確信しているんですよね。」
それでは、ちょっとお宅の中を拝見してみましょう。続きは下からどうぞ!
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By ono
■133キロ→82キロ
人によってはすごいうらやましいお話かもですね。というわけでタイからのニュース。ダイエットを頑張りすぎたらあまりにも容姿が変わってしまい、空港のチェックでひっかかるという出来事がありました。
↑写真の男性はロス・コナーさん33歳。イギリス東部のピーターバラに住むという彼は昨年タイへやってくると、プーケットで1年間の「ボクシング・キャンプ」に参加しました。ちなみに写真の左が昨年タイに来た頃。体重は13ストーン(約133キロ)そして右側が今年、キャンプを終えてイギリスへ帰る直前の写真です。体重は13ストーン(82キロ)です。1年間で50キロも痩せたのですね!どうりで写真も別人のようです!6000ポンド(約102万円!)もかかったというキャンプ費用も無駄ではなかったということですね。
■写真と別人でしょ!
しかし、この「別人のよう」のせいで、彼がイギリスへ帰ろうとした所、空港のセキュリティチェックで止められ、拘束されてしまいました。「パスポートの写真と全然ちがうじゃないか」というのが理由です。ロスさん自身はこうコメント
「僕も心配してたんです。ずいぶん痩せたからね。実際空港で拘束されて、パスポートの去年の写真を突きつけられたら、自分でも”違いますよね”って認めざるを得なかったんです。でも、太り過ぎで健康面の問題もあったし、結果が出るまでは家に帰らないって決めてたしね。」
結局、彼が参加していたボクシング・キャンプで作ったフィットネス療法の文書を見せて説明することで、何とかわかってもらえたそうです。良かったですねえ。
■太り過ぎで過呼吸に
ロスさんはテイクアウトの食事ばかり食べていた所、太り過ぎからくる過呼吸の症状で長く苦しんでおり、歩くことも困難になっていました。そこで、昨年の3月にプーケットのパラダイス島で開催されているムエタイ・ボクシング・キャンプに参加することを決めたのです。それから12か月、猛烈な熱さと湿気の中で毎日4時間のトレーニングを続け、8ストーン(約50キロ)というダイエットに成功したのです。こんな感じで。
本当、お疲れさまでした。なかなかできることではありませんよね。タイのプーケット島といえば世界でも有数のリゾート地ですけど、楽しむ余裕なんて無かったんじゃないかな?一度は行ってみたいですけどね。
うわー、良いなープーケットの女性海は・・・
<ネタ元:Obese man lost so much weight in Thailand border guards refused to believe he was same person>