By ono
■突然のヘリの襲来
誤解もはなはだしい的な。というわけでアメリカはジョージア州からのニュース。オクラを栽培していただけだったのにマリファナと勘違いされ、警察が押し掛けるという出来事があったようです。
被害(?)にあったのはジョージア州カータースビルに住むドウェーン・ペリーさん。彼が先週の水曜日、自宅にいたときのことでした。突然家の真上を低空で飛んできたヘリコプターの音で目が覚めたのです。何事かと思っていると、突然激しくドアを叩く音が聞こえてきました。恐る恐るドアを開けてみると、そこには重装備をした警官数人が、警察犬を連れて立っていたのでした。
■「証拠はある」
「こちらで秘密裏にマリファナを栽培しているという情報が入った。証拠の写真もあるから、調べさせてもらうよ。」と警察。ドウェーンさんがあっけにとられていると、警察は庭へ出ていき、植えられている植物を調べ始めたのでした。それを見ていた彼は一言。
「・・・それ、オクラですよ?」
確かにオクラとマリファナの葉は似ているのですが、マリファナは葉が7枚、オクラは5枚。明らかに違うのです。いいだけ調査をしたあと、警察は間違いを認めて帰って行ったのでした。パトロール課のカーミット警部は、今回の件に関し、ドウェーンさんに謝罪すると述べた上で、オクラがマリファナに非常によく似ていたので間違えてしまったとコメントしています。
■近所でも話題に
あまりに大事になったために、ドウェーンさんは近所の人に何事かと何度も質問されたそうです。彼は事情を知らない近隣の住人に自分が犯罪者だと思われていないか心配しています。ある意味これも風評被害よね。
全然関係ないけどオクラって英語(okra)だったんですね。てっきり和名かと・・・
<ネタ元:Okra mistaken for pot in man’s garden>
By ono
■馬に踏まれたのが始まりだった
こんなに続く人って珍しいんじゃないだろうか。というわけでイギリスからのニュース。人生を不幸の連続で切り抜けてきた男性の半生がすごすぎると話題になっております。
彼の名前はマイク・ペトコビッチさん。元はBBCのカメラマンとして働いていました。その後、動物好きだったマイクさんは馬を飼っていたのですが、馬同士の交配をしようとした際に跳ね飛ばされ、思い切り踏みつけられてしまいました。これが原因で脊髄を損傷してしまいます。
■ネコを助けようとして大やけど
少しずつ体も回復し、松葉づえで歩けるようになった頃、彼のアパートで火事が起きてしまいました。例によって動物好きのマイクさんは家の中に取り残されている猫を救出しようと燃えさかる部屋の中を歩き回ったのですが、そのせいでひどい火傷を負ったのです。
「家に帰ってきてコンロをつけたんだ。次の瞬間気が付いたら辺りが炎で囲まれていたんだ。」だそうです。彼は救急病院へ搬送される間、3度心肺停止になり、本当に危うく死ぬところでした。
結局住んでいたアパートが燃えてしまったので、彼はアベリストウィスという海辺の町で新しいアパートを見つけ、暮らし始めました。ところが、今度はその住んでいるアパートが何度も激しい嵐や津波にあい、結局3回もアパートを引越しするはめになったのです。
■DJとして
馬に踏まれ背中を痛めてしまったことが原因で、現在彼は車いすでの生活を余儀なくされていますが、ホスピタルラジオのDJとして、頑張っています。ちなみにホスピタルラジオとは、入院している患者の方のために開局している専門のラジオ局のことです。マイクさんは、自分のラジオを聞いてもらい、少しでも多くの患者の方が失った自信を取り戻してもらえれば、と考えているそうです。
うーん、ここまで事故や不幸が続く人って珍しいんじゃないかしら。挫折したり自暴自棄になったり死にたくなったリっていうこともきっとあったと思うんですけど、今の仕事を見つけて、今度は人を元気づける側に回りたいっていうのがいいなーと思う。
<ネタ元:Three floods, a fire and trampled by a horse – is this Britain’s unluckiest man?>
By ono
■部屋をきれいにしてくれよ!
まずどうやって登ったのかが気になる訳ですが。マレーシアからのニュースです。夫婦喧嘩に耐えかね、ココヤシに登って降りて来なくなってしまったおじいちゃんが話題です。
名前があきらかになっていないというこの男性は76歳。70歳になる妻と結婚してからもう50年、子どもも孫もひ孫もいる夫婦です。先日、男性は妻と口論になりました。彼女が家をきれいにしない、というのが彼の主張。もちろん妻も言いたいことがいっぱいあったでしょう。口論ではらちがあかず、男性はすっかり激高してしまいました。
■いいからとりあえず降りて来なさい
「こんな家出て行ってやる!」
キレて家を出た男性は、家の近くにあったココヤシに登り始めたのです。高さは約9メートル。ビルの3階くらいの高さです。
困ってしまった妻は仕方なくヤシの木まで出て行き、降りてくるよう男性に説得しました。そして議論すること3時間。彼女はついに地元の消防署へ救助要請の電話をすることになったのでした。
消防署でははしごを用意。結果、男性は無事に救助(?)されたのでした。ただし、家の問題がその後解決したのかどうかは伝えられていません。
高さ9メートルのヤシの木、いくらすねたからって上って行っちゃう76歳も相当すごいと思うんですけど・・・。そういえば似たようなニュースは以前にもありましたね。
妻に怒られ5階から2度も飛び降りたロシア人
よく生きてるなこの人。
彼女との口論に嫌気がさして走行中の車から飛び降りた男性
こちらは今年のニュース。こちらも下手をすると死にかねない訳ですが・・・
だいたいは男性が口論が嫌になって飛び出すパターンが一般的なようです。なんていうか気持ちはわかります。
<ネタ元:Elderly man climbs coconut tree to escape nagging wife>
By ono
■犯人は空港勤務
やっぱり価値のわからない男はダメね。というわけで、アメリカはアリゾナ州からのニュース。16万ドル(約1700万円)という超高価なダイヤモンドを盗んだ泥棒が、たった一袋のマリファナと交換しちゃったとして話題になっております。
犯人はウォルター・アール・モリソン(20)。フェニックスにあるスカイ・ハーバー国際空港で貨物輸送機の荷物搬送をしているこの男は、先日、荷物の中から高価な貴金属の入った容器をこっそり盗み出しました。他の職員に見つからないよう、素早くシャツの下に隠して運んだそうです。
■現金が欲しかったのに
「現金が入っていると思った」と後にコメントしているモリソンは、職場の洗面所で容器を開けてみたのですが、中に入っていたのは小さな宝石だけでした。彼はそれをポケットに突っ込むとそのまま職場を出て行ったのです。
もちろん、乗客からはすぐに「大事な荷物が出て来ない」と問題になり、無くなったという宝石が16万ドルという非常に高額なものだったことから、すぐに警察も捜査を開始しました。結果、やはり行動が不審だったのかモリソンは周囲からも怪しまれ、警察の取り調べに対し窃盗を白状することとなったのでした。彼は宝石の価値が全くわからず、友人に電話をするとたった1グラムのマリファナと引き換えにダイヤモンドを交換したそうです。ちなみに、この1グラムのマリファナ、お値段は20ドルだそうです。20ドル!たかだか2千円ですよ!
後日ダイヤモンドは無事に回収され、モリソンは9月16日付けで重要窃盗容疑により逮捕されました。現在は自分が間違いを犯してしまったと認めているようです。
実際これぐらいのクラスの宝石になると売買で足がついちゃうのでおいそれとお金に換えるのは難しいんだろうけど。本人はこの価値全然わからなかったんだろうね。でもさー、無造作に出て来たら私だって価値はわからんわ。正直。
犯人のウォルター・アール・モリソン
<ネタ元:UPS Employee Swapped Stolen Diamond For Pot>