名字が「Cock」の人、減少中(英国)
とても残念なニュースがイギリスからです。「Cock(ペニスのことですね)」だとか、「Smellie(臭い)」といった素敵な名字の人口がここ100年で大量に減ってきていることが調査の結果明らかになってしまったそうです。こういった多くの人はどうも名前を変えたか出国してしまっているようだとのことです。名前によっては前回調査から75%も減ってしまっているんだとか。
例えば、「Cock」という名字は1881年の調査時に3211人いたのが昨年の時点では785人に減っており、同様に、「Balls(きんたま)」さんは2904人から1299人に、「Death(死)」さんは1133人が605人に減少。
割合でいくと「Smellie」さんは70%減少、「Daft(まぬけ)」さんは51%、「Gotobed(寝ろ)」さんは42%、それぞれ減少しているのです。調査はキングズカレッジの地理学教授であるリチャード・ウェバー氏が発表しました。
そんな中、激的に増えている名字もありました。「Wang(陰茎)」さんです!
…ていうかこれ中国人なんじゃ…
ウェバー教授はこうコメントしています。
「もし人数が大幅に減っていることがわかったとしたら、それは彼らが名前を変えたか、移住して出て行ったかどちらかですよね。」
どちらかというと、名字があまりに趣味が悪いと考えられたので、自分で姓を変えた結果なのだろうとも言っていますね。
「言葉の意味が変わったというのもあるでしょうね。昔はそんな意味ではなかったのでしょうけど、”Daft”が愚か者という意味で使われるようになったのは最近の話ですし。」
ちなみに調査の方法は1881年の国税調査を利用し、2008年のデータはクレジットカード会社のデータから調べたそうです。おかしな名字の部分は抜きにして、普通に多い名字を調べてみたところ、127年前と現在ではほとんど変わっていないようです。スミス、ジョーンズ、ウィリアムズ、ブラウン、テイラー、デイヴィスの6つは昔も今もトップ名字で全く同じなんですって。
急激に増加しているのが先ほども出てきた中国人ぽい名前。ちなみに「ワン」さんは2225%、「チャン」さんは4719%増えているとのことですが、昔はほとんどいなかったということですよね。
それにしても「Cock」さんだの「Deaths」さんだの、とっても貴重だと思うので途絶えてほしくないです。婿養子になんか行っちゃだめよ。関係ないけどこれから英語圏に行こうという中国人の方で、名字が「Wang」の人はちょっぴり気を付けて行った方がいいと思うんだ。
<ネタ元:Metro.co.uk>
2 Responses so far
3月 29th, 2009
13:10
DeathとかGotobedとかはちょっとカッコいいと思うけど、たしかに日本の姓にくらべるとぶっ飛んでますね。CockとかBallsとかどういう経緯で名付けられたのか・・・役人「お前の苗字、金玉でいい?」って感じ?
3月 29th, 2009
15:30
>clydemender様
CockとかBallsさんはあまりにどうかと思うんですけど、昔はきっとそれほど卑猥な意味じゃなかったんじゃないかと思うんですよね。
普通に「蛇口」と「玉」の意味だったんだと思います…時代の変化って恐いですよね。
Leave a comment