民家の壁から猫のミイラが出て来た!
Funeral director finds 400-year-old cat
ポ、ポーのく、黒猫ですか!というわけでイギリスからのニュース。民家の壁を壊したら中からミイラ化した猫が出て来たという事件がありました。
事件が起こったのはデボンの葬儀屋さんを営む42歳のリチャード・パーソンさん。自宅の小屋を一部解体した際のことでした。
「建築業者が2階の洗面所の壁をはぎ取っているときに見つけたんです。この猫が出てきました。」
家が建てられたのは約400年程前ということで、猫も同じだけの年月、そこに埋まっていたようです。猫はミイラ化しており、写真のように完全な状態で保存されていました。
「とても恐ろしい見た目で、通常の猫よりもずっと大きいですね。」
壁の中に埋まって動けなくなっていたこの猫は、以前の住人によって”悪魔を防ぐため”という理由でそこに押し込まれたと考えられています。リチャードさんの隣人が証言したところによると、猫は20年前にも壁の中から見つかったらしいのですが、以前の住人は再びその猫を壁の中に戻したと言います。それが今回発見されたもののようです。リチャードさんも前の住人と同じように猫を壁に戻すつもりです。彼はこう言っています。
「これは村の歴史の一部なわけですし、それは魅力でもあります。」
エクセター大学で「魔術」を専門にしているマリオン・ギブソン博士は、猫はしばしば魔女や邪悪な目、悪運や害獣を遠ざけるために効果があるとして壁に埋め込まれていた、と説明します。同様に子どものブーツは幸運を呼ぶおまじないとして家に隠されていたらしく、以前靴屋を営んでいたことがあるというこの家にもどこかにあるんではないかと予測されているようです。
いやー意外とみんな普通に「あ、いたんですか。また戻しておかないと」みたいな感じなのが逆にびっくりというか…。管理人的には壁にネコが埋まっているような家は勘弁してほしいよね。いや、縁起物だからとかそういうのやめてよね!
うーん、人柱の猫版ですかー。なんか恐いなー…
不動産の資料にも書いておいてほしいよね。「築何十年、木造モルタル、5LDKネコ付き」とかって。
ついてなくていいよ!!
<ネタ元:Metro.co.uk>
4 Responses so far
4月 23rd, 2009
21:30
黒猫だっけ、こういう風習もあるんですね。そういえば人柱の方が酷いか、日本人やばい。
4月 24th, 2009
01:08
>clydemender様
そうそう、日本は人柱、やばいよねーなどと思っていたのですが、調べてみても伝説ばかりで史実が出てこないんですよね。さてさて、日本では実際に人柱があったのかどうか気になるところでございますなあ。
4月 24th, 2009
14:00
う~ん, イギリスって「幽霊が付いている家の方が (歴史があって) 高級」じゃなかったっけ? こっちは不動産屋の資料にもついてたりして.
4月 24th, 2009
16:21
>taco様
確かに!家の所有者のコメントを見ているとそんな雰囲気が伝わってくるのです。この辺はやはりお国柄なんでしょうかね。
冗談じゃなく本当に幽霊談も家の価値の一つみたい。日本人的にはわからないですねー…。美女の幽霊だととたんに評価が上がったりして(笑)
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