「猫のうんちコーヒー」は一杯1万円

By ono 　　2008年4月11日

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Cat poo coffee: $100 a cup

　これぞ至高のぜいたく？イギリスはロンドンからのニュース。ロンドンのピーター・ジョーンズ・デパートにおいて、猫のウンチから採集されたコーヒーを一杯1万円で提供するそうです。
　このコーヒーはジャマイカン・ブルーマウンテンとインドネシア産コピルアックのブレンドで、この「コピルアック」というのが問題の猫の糞から集められたコーヒー豆なんですね。なんでまたわざわざそんなものを選ぶのかといいますと、インドネシアに住むジャコウネコが最適に熟したコーヒーチェリーの実を食べると、その種子（コーヒー豆）が消化されずに排泄されるのですが、ジャコウネコの腸内で豆が発酵することによって独特の味や風味が加わるというのですね。もちろん豆からはウンチをきれいに洗い流すので、問題はないとのこと。
　気になるのはそのお味。ブレンドを担当している専門家のデビッド・クーパー氏のコメントを紹介しましょう。
　「この珍しいコーヒーは、旨みを最大限に引き出すために、人の手で約12分間ゆっくりとローストされます。最後には濃い色になり、スムースラテやカプチーノにするには完璧に仕上がります。」
　ちなみに豆自体のお値段は1キロ324ポンド＝約6万5千円。うーん、こちらもすごい価格だ。
　前述の「独特の味と風味が加わる」というのがアンモニア系の臭いでないことだけをただ祈るわけですが…ほんとに美味しいのかしら？

＜ネタ元：ＵＰＩ.com＞