8月

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セミヌードでパレード、女性のトップレス許可を!

By ono   2009年8月25日


20090825.jpg■女性も堂々とトップレスしたい
 女性にもトップレスの権利を!ということでアメリカはニューヨークからのニュース。男性と同様に、女性にも人前で堂々とトップレスになる権利を与えるべき、と主張する人々がマンハッタンでパレード、自身の主張を訴えました。セントラルパークの南側道路、日曜日のできごとです。趣旨に賛同する何十人もの女性がセミヌード状態で胸をあらわにしております。
 このPRは「ナショナル・ゴー・トップレス・デイ」という大胆なキャンペーンの一環。観光客らをびっくりさせました。

■街を行く人の感想は
 この光景を見ていたレンタル自転車業を営むダルビン・ジャン(21)はこうコメント。
 「信じられないけど…すばらしいね。僕の妻にも参加するよう言ってみるよ。」
 彼らはチャカ・カーンの「I’m Every Woman」を流したり、「free your breasts, free your mind,」を歌ったり。女性だけでなく、熱心な男性の支持者も一緒に行進しました。
 「我々はみな同じ目的でここにいます。公園で他の男性と同じように女性も自由になれることを望んでいるのです。」主催者のシルヴィー・シャボーさん(54)はそう話しました。彼女はカナダのモントリオール在住です。
 「かなり驚いています。」というのはセントラル・パークへ馬に乗りにきたキャロリンさん。「彼女たちがそうしたいっていうなら、そうさせればいいのよ。私はちょっと無理だけどね。」

■基本的に女性はトップレス禁止のアメリカ事情
 ちなみに、ニューヨーク州は1992年に下された判決によって、アメリカで唯一公共の場でのトップレスが法的に認められた州なのです。それでみなさんこんな抗議活動ができるわけですね。逆に言うと他の州ではシャツを脱いで街を回ることは法律で禁止されているのです。ただし、ニューヨークだから必ずしもOKというわけではなく、2005年にはデランシー通りで胸を露出した女性が警察に連行され、29000ドルの罰金を科された例もあるので、無条件に許されているわけでもなさそうです。
 今回の活動は同日、ロサンゼルスからコロンブスまで全米中で一斉に行われましたが、各地で署名活動がなされ、集まった署名は来年のゴー・トップレス・デイで国会に嘆願書と共に提出される予定です。

■様々な感想、様々な見方
 「女性の胸を露出させたいといっているのではありません。女性の体に対するノーマライゼーションを進めたいんです。」という高い理想とは裏腹に、多くの通行人は純粋にセミヌードのパレードを楽しんでいたもよう。
 「いいね。」とコメントしたスウェーデンから来ているというビルギッタさんは特に動じるでもなくこうコメントしました。
 「あれは単なる人体の一部さ。それ以外の何ものでもないよ!」
 もちろん、女性のトップレスなど間違っていると声をあげる女性の姿もありました。
 「これは行き過ぎた自由主義で、アメリカが衰退している理由の一つですよ。公共の場所で女性が胸を露出しろ言うなんて、女性に対しての侮辱です。」自らの職業を医者だという匿名の女性はそう叫びました。
 「トップレスなんて別に衝撃的なことじゃありません。ここはニューヨーク・シティなんだから。」さらりと言ってのけたのは28歳のリンゼイさん。「ただ、女性的な見方からすると、私は彼らと意見は合わないわね。謙虚さってものがもう少しあるべきよ。」

 さて、誰の言い分に一番同意できるかは人によって様々だと思います。管理人的には「彼女たちがそうしたいっていうなら、そうさせればいいのよ」というキャロリンさんがしっくりくるかなあ。皆さんはどうかしらね?

<ネタ元:nydailynews.com


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