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消えゆく競技「パイプ・スモーキング・コンテスト」

By ono   2009年9月22日


20090922.jpg■ルールは長く吸えた人が勝ち
 ワイルドなアメリカの割にはずいぶんと微妙な競技があったものです。ケンタッキーからのニュース。ガスライト・フェスティバルというイベントの中で恒例の「パイプ・スモーキング・コンテスト」が開催され、3.3グラムのタバコを70分以上吸い続けた男性が優勝しました。
 イベントが行われたのはルイスビルのジェファーソンタウン。優勝したのは37歳のコイ・ハワードさんです。「3.3グラムのタバコをパイプでどれだけ長く吸い続けることができるか」という競技なのですが、ハワードさんは71分30秒を記録。2位のゴードン・フォーゲルさん(71)は70分45秒と僅差で敗れてしまいました。ちなみに参加者は5名。地味な競技だなー…。

■時代と共に消えゆく競技
 なんとなくわかるとおり、伝統的なこの競技は現在どんどん規模が小さくなりつつあるそうです。
 「政治だね」とコメントしたのはダン・グリフィンさん67歳。「この競技は昔ほど大きくないよ。以前は地元でも15の大会が開かれていたからね。3月にスプリングフィールドで始まって、10月の世界選手権まで続いたものさ。」
 世界選手権!Youtubeでもイギリスの「National Pipe Smoking Championship」の動画が見つかったりして、意外と世界中でまだまだ行われている競技のようです。あ、日本でも大会やってるんだな?こちら、日本パイプクラブ連盟のHPが詳しいです。世界大会は4年に1度開催され、次回は来年、ポルトガルが会場だとか。
 確かに喫煙者には厳しい昨今、競技人口もどんどん減る傾向にあるんでしょう。前述のYoutubeの映像なんか、冒頭についているタイトルが「Very Worst Sports Disasters(最低の災害スポーツ)」だものね。逆境にめげず頑張ってほしいと管理人はちょっぴりだけ応援しときます

<ネタ元:courier-journal.com


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