機長が乗客に「祈ってください」
■機長自ら「祈ってください」
そんな飛行機には乗りたくないとか思ったりするイランからのニュース。機械トラブルで空港に戻る際、機長が乗客に「祈ってください」とアナウンス、機内が混乱するという事件があったようです。
先日アセマン航空のボーイングがイランのテヘラン空港を6時間遅れで離陸したのですが、技術的な問題が発生し、すぐにまたテヘランへと戻らなければならなくなってしまいました。以下、乗客のコメントです。
「その朝離陸した飛行機は、45分後にはテヘランに引き返したんですよ。」
「パイロットはアナウンスで話しました。”飛行機には技術的な問題が発生していて戻らなければなりません。ですから、どうぞ祈ってください”って。」
■ふざけているわけではないらしい
どうやら無事に着陸できたようなので問題は特になかったのですが。「祈ってください」て。乗ってるほうも生きた心地がしないよね。近年の国際的な経済制裁を受けているイランではボーイングやエアバスの最新鋭機や関連部品を購入することもままならなくなっており、過去10年にはこれに起因する事故が何件か起こっているということですので、機長の「もう神に祈るしかないわー」という気持ちもわからなくもないんですけど…。大変よね、イランの皆様。
<ネタ元:Daily Telegraph>
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