舞台の演出でウォッカを飲んだら俳優が倒れた
■本物のウォッカはきつかった
リアルに飲んだらリアルに酔っぱらってしまった、と。ドイツからのニュース。演劇の舞台で演出のためにウォッカを飲んだ俳優が酔っぱらい、途中で倒れ込んでしまうというハプニングがあったようです。
事件が起きたのはフランクフルト。ロシア人作家ヴェネディクト・エロフェーエフが書いた「酔いどれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行」が上演されていたのですが、この中で36歳のマーク・シュルジーさんはリアルなパフォーマンスをするため、舞台上でも実際のストーリーの通り本物のウォッカを飲んでいたのでした。
■徐々に雲行きが怪しく…
ところがマークさんが台詞を忘れたり、他の俳優をぼんやりと見つめたりするようになった頃、お客も”これはおかしい”と感じ始めました。観客の一人はこうコメントしています。
「彼は本当にリアルなパフォーマンスに挑戦していました。実際、とても印象的でしたよ。彼の酔っぱらったよろめき方は良かったし、言葉がうまく話せない感じも素晴らしかった。けれども演技が続くにつれて彼は台詞を忘れ始めて、混乱しているように見えました。観衆も何かおかしいと思い始めたんです。そしたら彼はばたりと倒れてしまいました。」
彼は病院に運ばれて行きました。現在マークさんはプロディーサーに今後の上演では必ず水を飲むように命令されているそうです。確かに、リアルでつぶれてしまったら演技もくそもないものね!
彼が倒れた後のお芝居がどうなったか気になるよね。
普通に進行できちゃってたりしてね。「あいついらなくね?」みたいな。
いやたぶん主人公だから。この人。
<ネタ元:ANANOVA>
4 Responses so far
1月 23rd, 2010
12:49
酔拳俳優w酒に弱い人はやらなそうだし、緊張で酔いが回ったのに気付かなかったのかな。映画スティングの列車ポーカーのシーンを思い出しました。(あっちは一口飲んで顔に塗ってたから素面だろうけど。)
1月 24th, 2010
17:53
>clydemender様
酔拳俳優www吹きました(笑)!
やっぱほんとにやっちゃだめだよね...
1月 24th, 2010
23:08
えぇっと, ここはやっぱりリアルを追求すべく「ウォッカを飲まないとできない」ような劇にすべきだったのでは?
1月 25th, 2010
08:17
>taco様
酔いつぶれるところまで台本になってたら良かったのに、と思ったりもしますよね。
ま、原作は1960年代の古典らしいので、そこまでは望めないのかも…。
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