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舞台の演出でウォッカを飲んだら俳優が倒れた

By ono   2010年1月23日


1562131_200.jpg■本物のウォッカはきつかった
 リアルに飲んだらリアルに酔っぱらってしまった、と。ドイツからのニュース。演劇の舞台で演出のためにウォッカを飲んだ俳優が酔っぱらい、途中で倒れ込んでしまうというハプニングがあったようです。
 事件が起きたのはフランクフルト。ロシア人作家ヴェネディクト・エロフェーエフが書いた「酔いどれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行」が上演されていたのですが、この中で36歳のマーク・シュルジーさんはリアルなパフォーマンスをするため、舞台上でも実際のストーリーの通り本物のウォッカを飲んでいたのでした。

■徐々に雲行きが怪しく…
 ところがマークさんが台詞を忘れたり、他の俳優をぼんやりと見つめたりするようになった頃、お客も”これはおかしい”と感じ始めました。観客の一人はこうコメントしています。
 「彼は本当にリアルなパフォーマンスに挑戦していました。実際、とても印象的でしたよ。彼の酔っぱらったよろめき方は良かったし、言葉がうまく話せない感じも素晴らしかった。けれども演技が続くにつれて彼は台詞を忘れ始めて、混乱しているように見えました。観衆も何かおかしいと思い始めたんです。そしたら彼はばたりと倒れてしまいました。」
 彼は病院に運ばれて行きました。現在マークさんはプロディーサーに今後の上演では必ず水を飲むように命令されているそうです。確かに、リアルでつぶれてしまったら演技もくそもないものね!

blah.gif彼が倒れた後のお芝居がどうなったか気になるよね。
bigsmile02.gif普通に進行できちゃってたりしてね。「あいついらなくね?」みたいな。
blah.gifいやたぶん主人公だから。この人。

<ネタ元:ANANOVA


4 Responses so far

酔拳俳優w酒に弱い人はやらなそうだし、緊張で酔いが回ったのに気付かなかったのかな。映画スティングの列車ポーカーのシーンを思い出しました。(あっちは一口飲んで顔に塗ってたから素面だろうけど。)

>clydemender様
酔拳俳優www吹きました(笑)!
やっぱほんとにやっちゃだめだよね...

えぇっと, ここはやっぱりリアルを追求すべく「ウォッカを飲まないとできない」ような劇にすべきだったのでは?

>taco様
酔いつぶれるところまで台本になってたら良かったのに、と思ったりもしますよね。
ま、原作は1960年代の古典らしいので、そこまでは望めないのかも…。

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