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自宅の傘立て、実は清朝の壺だった

By ono   2010年1月30日


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■知らずに50年も経っていた
 またその値段も驚き…!イギリスはドーセットからのニュース。傘立てに便利だわくらいにしか思わず所有していた中国製の花瓶が、実は清朝、乾隆帝時代のものと判明したそうです。そしてその価値は500,000ポンド(約7200万円)!驚きですね。
 とある初老のカップルの寝室に置かれていたというこの磁器、偶然骨董品の専門家が見つけ、ひび割れなどはあるけれどもひょっとしたら価値のあるものではないかと調査することになりました。

■傷がなければ更に倍額
 結果、この磁器は1740年前後の清朝時代、乾隆帝が統治しており、中国の磁器生産が黄金期を迎えていた時のもの判明したのですね。磁器の底に記されていた印がそれを証明しました。ちなみにひび割れなどの傷がなければ、価値はその倍になったろうと言われています。この花瓶は2月の11日にドーチェスターのデュークスオークションで競売にかけられる予定です。さてさておいくらで売れていくのでしょう。

■ナイチンゲールとも関係が?
 夫婦はこの花瓶を贈り物として受け取ったといいますが、どうやって中国からイギリスに渡ったのかはよくわかっていません。ただ調査の結果、かの有名なナイチンゲールの家族が住んでいたハンプシャーのエンブリー・コートと関係があるらしい、ということはわかっているそうです。
 どちらかというと花瓶の価値よりもこの老夫婦にわたるまでの経緯の方が面白そうな気がする管理人でした。

<ネタ元:news.sky.com


4 Responses so far

実際に使われてた、っていうのがまたいいですね。
どんなに価値があっても飾られてるだけの骨董って味気ない

>匿名様
そうですよね。絵画とか美術作品は本当に観賞用ですけど、
器って、使われてなおかつ美しいみたいな価値があるんですよね。
使用方法が傘立てで良かったのかどうかという点はこの際は無視です(笑)!

傘を閉じて入れるから微妙なのであって, 開いて持ち手を入れれば問題ないのでは? 何を言われても「傘の花が咲いている」と返せば, ほら花瓶とぴったり.

>taco様
ああ、確かにそうすればお花っぽく…っぽく….なるのでしょうか!?
なんにせよ人目に触れずひっそりとしまっておかれるよりはいいですよね。花は愛でる物ですからね。

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