7年かけたジグソーパズル、完成を断念
■息子の嫁がプレゼント
7年間かけてコツコツコツコツ作ってきたジグソーパズルが、最後の最後で実は1ピース足りなかったりしたら….。想像するだに恐ろしい?イギリスからのニュース。
写真の男性はサマセットのシェプトン・マレットに住むジャック・ハリスさん86歳。2002年のクリスマス、彼は息子の妻であるイブさんにプレゼントをもらいました。それはとても難しいという5000ピースのジグソーパズルです。
パズルの絵柄はジェームズ・ティソの「放蕩息子の帰還」という絵画作品。こちらですね。
■見つからない最後のピース
ジャックさんはジグソーパズルを作り始めました。最初は次の年の夏までには完成するだろうと思っていたのですが、意外と難儀。広げられたジグソーは食卓を占拠し続けるはめになりました。
そしてついに7年と半年が経とうとしている先日、彼はパズルをようやく完成させたのです。….1ピースの欠損を残して。
どうやっても1ピースが足りないのですね。無くなったと思われるピースは今もみつかっておらず、ジャックさんは家族が誤って捨てたか、息子の飼っている犬が食べてしまったのではないかと思っているそうです。ジグソーパズルをプレゼントしたイブさんはこうコメントしています。
「実のところはちょっとした冗談でプレゼントしたんです。彼はジグソーパズルがすぐに完成してしまってつまらないとこぼしていましたから。ジグソーパズルに関して、彼はちょっとした天才なんです。完成したパズルは素晴らしかったですが、真ん中に足りない部分があるのを見たときは信じられない気持ちでした。」
やはりジャックさん本人もがっかりしているようです。
「彼はピースが一つ足りないとわかったとき、とても失望していました。パズルが決して完成しないなんて本当に悲しいことです。」
■メーカー在庫もないらしく…
さて、どうやっても見つからなかった最後の1ピース。頼みの綱はメーカーの在庫だったのですが、このパズルを制作しているファルコン・ゲームズ社曰く、製品は既に生産が終わってしまっており、必要な箇所のピースを提供するのは不可能だと言っています。なんということでしょう!
写真のジャックさんの表情が放心状態に見えてなんともいたたまれない感じがいたします。ま、順調に完成しちゃったら緊張が緩んで大往生してたとも限りませんので、逆に良かったのかも…と思うことにしたらいいと思います
最後の一個がないとなんだかしまらないねえ。
最後のピースがみつかるまでまだまだ楽しめそうだね。
楽しくねーよ!
<ネタ元:Telegraph.co.uk>
3 Responses so far
5月 18th, 2010
23:44
最後の一葉 (ボソッ)
5月 19th, 2010
12:31
>taco様
…に、なりかねないですよね(笑)
5月 22nd, 2010
18:20
[…] 7年かけたジグソーパズル、完成を断念 […]
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