5月

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スカンクのせいで家に帰れない家族

By ono   2008年5月12日


Skunk drives family from house

20080512.jpg スカンクのいない国に住んでいてほんとに良かったと思うアメリカからのニュース。家がスカンクの臭いであまりに臭くなり、一年以上も自宅に戻れなくなっているという事件がありました。
 場所はイリノイ州のハイランドパーク。被害にあったのは4人の子どもを持つビッキー・ロイヤルとマーク・ロイヤルさんの夫婦です。ただしロイヤル一家の人たちはまだ本当に家に戻れるのか不安があるそうです。家の家具やカーペットは処分し、建物の石壁も取り外したとか。
 夫婦は現在も家に関して保険会社との間で係争中だそうですが、奥様であるビッキさんはこうコメントしています。
 「あくまでもユーモアのセンスを保とうと必死です。私たちは本当に、本当に家に帰りたいの。」
 ロイヤルさん一家が旅行から帰ってきたのが昨年の4月なのですが、そのとき、家にはスカンクの臭いがしていました。最初は犬がスカンクと対峙したときにスカンクが臭いおならをした結果だと思ったんだそうです。しかし、臭いは消えることなく更にひどくなっていきました。あまりの家の臭さに住むことができなくなってしまったロイヤルさん一家なのですが、業者が地面を掘って調査したところ、どうも家の周囲にスカンクが縦横無尽にトンネルを掘っており、そのトンネルから家の通気システムに臭いが漏れているらしいということがわかったそうです。
 原因のスカンクが掘り出されたときビッキさんは「もう、かわいくてかわいくて」とまんざらでもないようです。臭いの張本人がいなくなったのはいいけれど、この後本当に元通り住めるようになるのかはまだわかりませんね。ちなみにwikipediaによると、スカンクは
「肛門の両脇にある「肛門腺」から、強烈な悪臭のする分泌液を噴出し、外敵を撃退する」そうで、その臭いは
「悪臭は無風でも半径1kmの範囲まで届き、風向きによっては2km近くまで届く。分泌液は皮膚の蛋白質と強く結合するため、皮膚に付着した分泌液を取り除くことは困難である。また、分泌液が付着した衣服は脱臭が困難なため、破棄することを余儀なくされる」とのこと、なんという恐ろしい動物なのでしょうか…!写真で見る分にはかわいいのにね。それほどの臭いなら一度は嗅いでみたいという気もしないでも…”恐いもの見たさ”ならぬ”臭いもん嗅ぎたさ”ですね

<ネタ元:UPI.com


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