6月

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ライオンの檻に落ちた雛、なぜか共存

By ono   2010年6月17日


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■据え膳食わぬは…あれ?
 ↑の写真は、フクロウの子どもがあわや補食される直前…ではありません。仲良くしているわけでもありませんが、なんとなく放っておく感じでしょうか。イギリスからのニュースです。
 ここはデボンにあるペイントン動物園。木の上に作られていたフクロウの巣から雛が下へ落っこちてしまいました。落ちた所はどう猛なインドライオンの住む檻です。雛はすぐに彼らのおいしい餌になってしまうだろうと思われたのですが、なんと彼は3日間檻の中でライオン達と一緒に暮らし、不器用ながらもどうにか飛び立っていったそうです。

■原因は不明
 写真は、元教師のシーラさん(64)が撮影したもの。ライオンは7歳のメスでインドゥー。以下、彼女のコメントです。
 「雛がライオンの檻に落ちてきたとき、人がたくさん集まってきて心配したんですが、実際は無力でした。ライオンのうちの一頭が雛の方へ歩いていって、絶対に食べられてしまうと思ったのですが、彼女は全く気にしていないようでした。あの子が飛び立つまで、スタッフもそこへは入ることができなかったようです。」
 シーラさんの証言によると、以前ライオンの檻にハトが着地したときはすぐに食べられてしまったということなので、フクロウも実はけっこう危なかったのですね。
 ちなみにこのインドライオン、絶滅危惧種に指定されており、インドにもすでに300頭ぐらいしか残っていないのだとか。この動物園でも繁殖プログラムを策定しており、種の保存に努めているそうですよ。

 ライオンの渋い表情が、なんだか「お前じゃ腹のたしにもなんねーしな…」とぼやいてるようです。ともかく無事でよかったね。

<ネタ元:The Sun


6 Responses so far

お前は俺が怖くないのか逃げないでいてくれるのか~♪

>匿名様
…?どこかで聞いたような…でも思い出せない!

↑BUMPの「ダンデライオン」だよ

>ナナシ様
ああ、そうだ!それです!ありがとうございます!

「大きく育てておいしくいただく」という腹黒なライオンだったりして.

>taco様
ヘンゼルとグレーテル戦法ですね!わかります(笑)

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