ゾンビの広告、恐すぎるので撤去される
■乗客をひやりとさせるホラー広告
夏はやっぱり怪談でしょ。というわけでイギリスはロンドンからのニュース。観光地としても有名なアトラクション施設「ロンドン・ダンジョン」が地下鉄に広告を出したのですが、あまりに恐すぎるというので撤去されるはめになってしまいました。広告はデジタルディスプレイになっており、絵のように見えて実は映像が動くというもの。それがこちらです。
Banned Bloody Mary Zombie Advert For London Dungeon
■ホラー博物館?ロンドン・ダンジョン
イングランド女王だったメアリー1世の肖像画がゾンビに早変わり!知らずにぼやっと見てたらきっとかなり驚くんじゃないでしょうか。
さてこの広告を出した「ロンドン・ダンジョン」とはまあ早い話イギリス版のお化け屋敷。とりあえず歴史に沿った形で残虐な殺人犯や拷問、処刑、疫病などをリアルな蝋人形で展示してあったりするもののようです。
ちなみに肖像画になっているメアリー1世は熱心なカトリック信者で、16世紀に王位についた後プロテスタントを迫害し、女性や子どもなども含め沢山の人を生きたまま火あぶりにして処刑し、「ブラッディ・メアリー」と呼ばれました。そんなわけで施設の内容は一応歴史事実を踏襲した形にはなっているのです。
■施設側はかなり不満の様子
それにしてもあまりにも唐突でおっかない広告だったため乗客からは地下鉄に対し苦情が殺到。広告基準公団ASAの決定により、広告はあえなく撤去されることとなりました。ロンドン・ダンジョンのスポークスマンはこうコメント。
「我々は歴史を題材にした恐怖のビジネスを展開しています。そして、自分たちの挑発的でエッジのきいた広告を誇りに思っています。けれども今回はASAの決定に驚きました。実際、我々は必要とされる広告基準をすべて満たしてブラッディ・メアリーの表示を決定しているのです。肖像画がモーフィングするこの光景はとても印象的で注意を引くものです。撤去を命じられて混乱しています。」
個人的にはこういうちょっといたずらっけのある広告が大好きなんですけど、やっぱり「冗談じゃない!」という人も多かったのかな。海外からの観光客向けではないので説明は英語オンリーらしいのですが、興味のある方は足を運んでみてはいかがかしら。入口でギロチン処刑をする記念写真を撮れたり、魔女裁判にかけられる体験ができたり、ボートに乗るアトラクションもあったりしてなかなかに楽しめる施設みたいですよ。
公式HP:London Dungeon
アイデアは面白いと思うんだけどね。
悲鳴が出るとか、もう一捻りあったら良かったんじゃないかな。
余計に苦情がくるだろーが!
<ネタ元:news:lite>
4 Responses so far
7月 15th, 2010
23:15
の、のろわれそうですね。
7月 16th, 2010
09:16
>yoshimi様
おっかないですよね!管理人もびびりなので、うっかり声を上げてしまいそうです(笑)
7月 21st, 2010
12:29
[…] がらくたGallery via newslite.tv […]
7月 22nd, 2010
03:07
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