「５秒ルール」は正しいのか、大学が調査

By ono 　　2010年7月23日

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■向こうの人もやってた「５秒ルール」
　海外にも似たようなルールってあったのね。アメリカはサウスカロライナ州からのニュース。床に食べ物を落としても５秒以内に拾って食べれば大丈夫という「５秒ルール」に関して研究が行われ、どうもこれは真実ではないということが明らかになったようですよ。
　今回の調査を行ったのは同州にあるクレムソン大学のポール・ドーソン教授。食品科学を専門とされている方です。ドーソン教授と学生たちは実際に食品サンプルを床や調理台の上に落とし、５秒経ってから拾い上げてサンプルに付着している雑菌やバクテリアなどを調査してみました。その結果、実際には５秒以内に拾ってもその表面には床についている細菌等の汚れは食べ物に移ってしまうということが判明したそうです。結果、一般的に言われている「床に落ちたものは５秒以内に拾って食べれば汚くはない」という考え方は間違ったものである、と結論付けました。
　また、同研究室ではこれまで「ダブルディップ」についても研究を行った実績があるそうです。ダブルディップとは、ナゲットなどをソースにつける際、一口食べたものをもう一度ソースにつけるという行為で、これは口の雑菌がソースに移ってしまうということで一般的にはマナー違反とされています。

　さてさて、日本でもよく「３秒ルール」などといって落としたものを拾って食べる行為が正当化（？）されていますが、これはやはり間違った考えである、ということがよくわかりましたね。何秒で拾おうが落ちたものは食べちゃダメ、というのが正解のようです。え、今さら言われなくてもわかってるって？管理人なんか勝手にルールを１０秒まで延長して適用していたというのに！気をつけます。

＜ネタ元：www.clemson.edu＞