サーファーの像、サメに襲われる
■突如襲われた銅像
アメリカはカリフォルニア、サン・エリホからのニュースです。ビーチに立つサーファーの銅像に何者かがいたずらし、像がサメに襲われた感じになっているというのですね。
被害にあったのはサン・エリホビーチに立つ「マジック・カーペット・ライド」という名前の像。↑写真です。なんだかへっぴり腰なこのサーファー像は地元でも「女々しい感じ」「ポーズがおかしい」などとしてこれまでにもちょっとしたネタになっていたのです。それが先週の土曜日、朝ビーチに来てみると突如こんな風になっていたのです。
あー…サメに食べられる直前といった感じでしょうか。ハリボテで作りはあれなのですが、何ともいえないおかしさをかもしています。調べによると付近でキャンプをしていた人は早朝の4時頃になにやら物音を聞きましたが、怪しい人影は何も見なかった、と証言しています。
ただし、今回のいたずらには警告がちゃんと(?)ありました。このハリボテのサメ、以前はハイウェイ101の反対側に背びれだけが地面から突き出す形で置かれてあったと言い、このヒレは2日間で徐々にサーファー像に近づいてきていたというのです。襲う機会を待っていたんでしょうか(笑)?
サンディエゴ郡のトニー・レイ警部補は、像自体には被害がなかったので、犯罪報告の必要はないとコメントしています。
「特に像が損傷することはなかったので、それは破壊の被害とは考えられていません。」とのことです。
■愛称は「カーディフ・クック」
ちなみにこの像、制作資金の大半をカーディフ植物学会が提供し、2007年から設置されていました。アメリカでのサーフィン発祥の地がサン・エリホだという伝承に基づくものらしいのですが、地元住民の評判は前述のように冷ややかで、本来の名前ではなく「カーディフ・クック」などと呼ばれていたそうです。また、今までにも像にいたずらをするものは多く、マスクをかぶせたりバレリーナのチュチュを履かせたりする輩がいたとのこと。更に、是非このサメをそのまま残してほしいという人が多く、署名活動を行うまでになっているそうです。
もちろんすぐに撤去される予定なんですけどね。
こういうユーモアのあるいたずらは管理人的にはいいなあと思うのですがいかがでしょ。事前にサメのヒレが近づいてくるという演出もお見事ですし。放っておいたら次の日にはサメが像を全部ぱくりと行っちゃうみたいな流れはないのかしら?期待してるんですけど。
誰が片付けるのかっていう問題は残るけどね。
この辺はサメが出るから危ないよっていうメッセージなんでしょ。
ねーよ。
3 Responses so far
7月 26th, 2010
17:51
管理人です。最初、タイトルが「象」になってました。サーファーの象ってどんだけでかいボードに乗ってんだって話ですよねorz
大変失礼いたしました。指摘してくれた方、ありがとうございます。
7月 26th, 2010
23:54
これでサーフボードが曲ってサーファーが飛び出すのがトムとジェリー.
サメの体に剣を突き刺して飛び出したら, おそらく「黒ヒゲ危機一髪」.
7月 29th, 2010
18:20
>taco様
サメの体がずんどうなせいで、もうなんか黒ひげにしか見えなくなってきました(笑)
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